私の実家には、猫がいる
雑種のオスだが、今年の秋で21歳になる。
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私の娘が生まれた1996年10月
実家の両親が病院に見舞いに来る日、当時母親が働いていた会社の玄関に捨てられていたところを保護したらしい。まだへその緒もついた状態だった。
娘の誕生とほぼ同じタイミングだったことを考えると、なんとも運命を感じざるを得ない。

小さい頃は可愛かったが、ある程度大きくなった頃
私にはあまり記憶がないのだけど、母親曰く、随分いじめていたらしい・・・・
そんな記憶は猫は忘れていないのだろう・・・
私が実家に戻ると、物凄い形相で襲って来るようになった。
そのとばっちりは家族にも及び
夜、寝室に向かうため階段を登ると、その途中で待ち伏せして上にあがることを拒むぐらいだった。

そんな猫も
年には勝てないのか、ここ数年
私がいても荒ぶることはなくなった。
私に撫でられることも嫌がらず、驚くことに私の膝の上で寝ることもある・・・・なんとも驚くばかりだ。

この猫は、家猫だが、外の散歩は好きなようで
朝になると寝室に忍び込みい、母親の肩を叩くそうだ。
猫が若かった頃、オヤジがリードをつけて散歩させていた。
近所からは、猫おじさんと言われるぐらい、独特な光景に写ったのだと思う。

年をとるというのは悲しいことだ。
今では、ほぼ一日中寝ているか食べているか
この年になっても、硬いキャットフードを音を立ててたべている姿は、まだまだたくましいが
明らかに加齢を感じてしまう。

猫年齢で20歳を超えると、人間では100歳超えらしいが
もう完全に神の領域になってしまった感もある。

先日オヤジが約2ヶ月入院していたが
戻ってきた日は、1日中離れず大変だったようだ。