広島駅を降りてすぐに原爆ドームがあると思ったらそうではなかった。
現在の広島市内の繁栄から
過去の苦しい歴史を感じることが難しい、
これは東京も同じこと
私がまだ小さい頃は、先の大戦に行っていたり、空襲を受け逃げた経験を持っている人も多く
話を聞く機会が多かった。
また私が小学生の時、流行ったと言えば言い方に問題があるかもしれないが
中島啓治氏のはだしのゲンは、随分と読んだし映画にも行った。
それに中学生の学芸会で、原爆投下後随分経過した時の劇をクラスでつくり、当時の広島出身の社会科教師に大変褒められた記憶もある。
こうやって広島の街を自転車で走っていて、随分と時が経過してしまった・・・と言うか完全の戦争があったことを
忘れていた。
東京でも、戦争を想像させるものは殆ど見つけられなくなった。
正直広島も二葉界隈を散策していてあまり戦争を感じなかったが
饒津神社に来て、その凄まじさを感じた。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/08/roerich/71/2c/j/o0448033114465215384.jpg?caw=800)
饒津神社は、とても広い境内だが、いたるところの石段が印象深く
本殿前の階段も幅広く、ものすごく面白い。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/08/roerich/35/f8/j/o0448033614465215393.jpg?caw=800)
一通り参拝を終え、
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/08/roerich/3a/50/j/o0301044814465215397.jpg?caw=800)
ちょっと気になっていた手水社に行ってみると
これがなんと、原爆の爆風で飛ばされ粉々になったものを補修したものらしい。
爆心地から約2kmぐらい離れているが、
話を聞くとこのエリアでも完全に吹き飛んでしまったらしい。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190615/08/roerich/3f/69/j/o0448033614465215404.jpg?caw=800)
当時の荒れ野原が現在の美しい景観変わるまで、ものすごい尽力があっただろう。
今後このようなことが起こらない様、祈るばかりである。