南太田散策で終わりの予定だったが、これまた京急の広告に富岡八幡宮とあった。
富岡八幡宮と言えば、昨年東京十社で参拝した、深川の八幡様が一番に思い浮かぶが
京急も随分と遠方の広告を出していると思ったら、なんと京急富岡にあるとのこと
思えばここも降りたことがないなあ・・・と行ってみることに

どこでもそうだが電車は快速・特急と優先順位が上で、普通は末端
なので、快速が停車する駅にはスムースに行けるが、普通のみの場合は結構しんどい
地方の電車に比べれば、待つ時間も短時間だが、山手線とかに慣れてしまった体には少々イライラする。

乗車は井土ヶ谷、電車がきたと思ったら急行、一つ手前の杉田には停車するが1つ先の京急富岡に行くには
上大岡か杉田で乗り換えることになる。全く・・・・と以前なら思った私だが
最近は、あまりイライラしなくなったと言うかイライラしないように、一息入れることにしている。

なので今回もそんな感じでイライラを抑えてゆっくり向かうことにした。

京急富岡は微妙な高台になっていて、海も望むことができるが
その方向に民家の中にこんもりした小さい山が見える。地図からすると多分そこが目的地であることが判った。
歩いて10分ぐらいか、初めてあるく風景を楽しむのも好きだが
家などをみるとその土地が古い街かどうか判断できるが、ひっそりとして静かな町だった。
八幡様入口には河津桜が満開だった。
イメージ 1

そんなに厳しくない階段を上り
イメージ 2

境内に入ると、ここはエビスさんを祀っていることが判った。
どうやらこの界隈金沢八景の七福神巡りの1つの様だ。
イメージ 3

社務所には、御朱印例がはられている。
最近、神社ではこのように御朱印を扱っているかすぐにわかるのでうれしい。
寺と神社ではそもそも御朱印の意味も違うだろう。
寺は本来写経をしてその印として頂くものが始まりと聞くが、神社は参拝記念感が強い。
なのでもらい方も少々手軽感がある。

ここでは、3種富岡八幡宮、えびすそして富岡八幡+えびすが合わさったものを選ぶことが出来
私は迷わず合わさったものをおねがいした。
イメージ 4

ここは微妙な高台になっている。
その昔、下の公園から向こうは海だったのだろう・・・そこで、守り神として祀られたそうだ。
ここでもこの界隈が殆ど埋め立て地であることに驚く。
そして、八幡と言えば鶴岡八幡宮、源頼朝創建だが、方角的に鎌倉の鬼門に位置する富岡
鬼門封じの意味も含め建てられたそうだ。
遠い歴史から紐解くと神社は本当に面白い。