私は朝からダラダラとしていますが
かみさんは、GW後半の予定している成人式の前撮りの準備に朝からバタバタしている。
どうも今日中に、企画する着物屋に一式持っていく必要があるからの様だ。
合わせて自分が着るきものやら、私の母親が着る着物なども色々と選んでいて、大変そうだが
改めて我が家にはどんだけ着物やら帯やら沢山あるのか驚いた。

そんな忙しくしているかみさんには、邪魔にならぬよう
鎌倉十三佛で次にどこをめぐるか考えていたり
昔参拝した神社仏閣のパンフレットなど整理をしている。

そんな資料の中に、角大師関係が色々と出てきた。
私は、角大師が大好きで、関係グッツや札などがあるとつい買ってしまう。

そもそも角大師とは、慈恵大師のこと。
今から千年以上も前に生まれたとても高名な住職だ。
その住職が角大師と言われているがその言われば

大師が、禅を行っているとき、怪しい物陰が揺らめいた。
大師が問うと、疫病神と答えた。大師はそこで左手の小指を出し、疫病神がそれに触れると
全身がたちまち熱く、耐え難い苦しみを覚えた。
大師は真言を唱え、疫病神は去っていくが
大師はここで、このような苦しみから逃げられない人を救うことを考える。
そこで、弟子を集め、自分の姿を鏡に映し書き取らせると、その姿は骨だけの鬼の姿になった。
その姿を版木にとり紙に摺って戸口に貼ると悪魔も寄り付かず、病気災難を覗くことができた。
こんなことで御札を戸口にはり、一年の厄を払うようになった。

私が一番初めの角大師との出会いは、瀬戸内寂聴さんが名誉住職を務める東北の古刹 天台寺で
家の玄関に貼ってあるけど、実は手帳にも忍ばせている。
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そしていま玄関に貼ってあるのは
京都 真如堂の角大師、ちょっと鬼っぽくて可愛い

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携帯ストラップ系では
紫式部ゆかりの廬山寺 ここの角大師

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最近手に入れたものは
冬に訪れた、平泉中尊寺
ここは、ちょっと全体的に滲んだ感じで形がよくわからない
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こうやって色々集めてみるのも楽しい。