如意輪寺からブラブラ道路を歩き、桜の枯れ木をみながら春の美しさを想像しながら
私は枯れ木の風情も好きなので、綺麗な空気を堪能しつつ楽しい散歩になった。
吉野は吉野杉も有名で、いたるところに生えているが、花粉症を発症しないわたしには、その花粉もなんの問題も
なく、只々清々しさだけが印象的だった。

参陵トンネルを越え、ここから竹林院にはものすごい急坂をあがることに
これは結構しんどかった・・・・この時の足のガクガクが後のトラブルにつながる・・・

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宿坊はお休みの様で、雰囲気だけを味わうことに
綺麗な庭、
この時期は梅だが、吉野には梅が全然植えていない印象も

ここから蔵王堂までは下り
春にはここから上、奥千本と目指すところだが
今回は花も咲いていないし、バスも走っていないみたいなのでやめてしまった。
戻ってきてから、やはりここはタクシーで一気に登った方が良かったと少々後悔、春の楽しみになった。

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ながらかな下りはとても歩くには楽
町並みをみながら歩いて行くと、すぐに桜本坊へ
拝観はせず、お参りして御朱印をもらうだけ

ここをすぎると、ちょっと急な下り道勝手神社の手前ぐらい
道路を工事していたので、横道を失礼して、ちょっとした高所からジャンプして下りた
リュックを背負って歩いていたので、両手はフリーだったから良かったのか、
着地後、踏ん張れず前のめりになってしまった。
両手片膝をつくと言う失態、自分ではまだまだ若いと思っていても若い時の様な膝の柔らかさがなく
とても残念な姿に・・・
思えばちょっと前も濡れた道を滑ったり、なんとなくぐずれる様に転んでしまう体
50歳を目前にして、明らかな老化現象に、少々ショックと不安を感じつつ、
これからは上半身中心のトレーニングを少々控え、下半身強化が必要であることを体感してしまった。
今でも手のひらに残るスリキズが少々痛々しい・・・・

陀羅尼助に店を過ぎ、吉水神社
一度下って、また登る位置にあり、先ほど転んでしまった私の足は少々ガクガク気味
正直大した登りではなかったが、足筋の弱さが深刻であることを語っている様

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後醍醐天皇、九朗義経、弁慶と私の好きな偉人が目白押しのこの地
とても神聖な雰囲気を感じつつ、ここでは先ほど通過した火事になってしまった勝手神社の御朱印も頂けた。

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ここから、丁度如意輪寺方向をみると
桜の絶景ポイントであることが分かる。ますます春が楽しみになる。

そして蔵王堂へ
新見仏記では、みうらじゅん氏が役行者Tシャツを買った店を覗きつつ
私も錫杖が欲しいなあなんて散財欲を駆り立てつつ
境内へ
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4月には蔵王権現を拝むことができるみたいなので、これはとても楽しみだ。
雑誌 仏教新発見の金峯山寺を買って、読むぐらい楽しみにしている。

仁王門、銅の鳥居、黒門を過ぎ
七曲を降り吉野駅へ
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駅からロープウエー降り口まで
結構な高さだなと思ったが、この坂下るにも結構大変だ。
4月前半でも最悪ここは桜が咲いているだろうから、見事な桜の廻廊を歩くことは期待できそう。

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途中、停まっていたケーブルカーを確認したが
思ったより小さい、これではピーク時には乗ることができないだろう・・・・
やはり、早朝についたらバスで一気に上まで上がって、下ってくるルートがいいようだ。

10時半に吉野駅について
約2時間で戻ってきた。16時台の特急を予約していたが
13時台に変更し、宿泊先の京都まで
途中橿原神宮とか西の京を下車し散策することも考えたが
思ったより疲れてしまい(転んだショックもあるのか??)寄り道はしなかった。