東京十社巡りを始めた翌日、なんとも偶然か休暇を申請していた。
天気も良く風もない最高の散策日和になった。
東北単身赴任の時は、休暇と言えば早朝時には夜中に寮を出発し、岩手県太平洋側、遠野、一関、秋田など随分と散策をしたものだが、どうもこちらに戻ってくると家族の目もあるからか、近所の鎌倉にさえあまり行かなくなった。
休日は、ジムに行ったり庭の手入れなどほとんど家で過ごすことが多くなったが
今回は珍しく東京まででて十社巡りを続けようと気合が入っていた。

神田、日枝、氷川、芝と東京の中心神社を巡ってしまったので
残りは東京郊外の神社が残った。
帰りにヘトヘトになって横須賀線で戻ってくることを考えると、まずは一番近いところ、そして遠いところとターゲットを決めた。
この日の行動イメージは以下の通り
① 品川神社 京浜急行 新馬場駅
② 王子神社 JR京浜東北線 王子駅
③ 白山神社 東京メトロ南北線 本駒込駅
④ 根岸神社 白山駅から徒歩
⑤ 亀戸天神 千代田線で根津から新御茶ノ水、そこからJR総武線で錦糸町駅
⑥ 富岡八幡 半蔵門線で錦糸町から清澄白河駅

戻りは、門前仲町駅から東西線で大手町まで、東京駅まででて横須賀線でも戻る。

こんな計画になった。
最近は都内も地下鉄が増え、特に王子から白山までの移動が楽になった。

1つめの品川神社
優秀な京浜急行の普通駅
基本電車は快速から急行にかけ優先順位が落ちて行くので
例えば横須賀から、横浜、品川に向かう場合はもっとも短時間で移動できるが
その間の普通しか止まらい駅は、それらの駅寄り近くても時間が掛かってしまう。
新馬場駅もそんな駅の1つ
蒲田で乗り換え、到着するまでに2台の電車に抜かれる始末・・・・

幸い品川神社は駅のそば
国道15号線沿いに鎮座している。
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鳥居の横に小山がある、これは富士塚だ。
富士山信仰の1つで、小山を富士山に見立てそこを参拝することで富士山に登山したと同様のご利益を得られるというもの。その昔、今よりももっと富士山が信仰の山として奉られていたことを証明している。
参拝後、早速登ってみた。
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ここの富士塚は江戸七富士の1つで、
わたしの馴染みの富士塚は、下谷坂本富士(小松崎神社)だがここは眺めるだけで上ることができない。
私にとって始めての富士登山となった。
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富士塚は統一して
火山岩などを集め小山にしている。信仰心とは凄いものでただ単に石を集めて山にしていないところが凄い
細く急な階段を登り一気に山頂へ
江戸時代は周りに建造物も少なかっただろうから、多分海も見えただろう、とても見晴らしがいい。
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工程が詰まっているので
品川行きの普通のタイミングを計りながら、そうそうに新馬場駅まで戻った。

次は王子神社