湯島天神を参拝後、特に目的もなく参道前の道を南下
この道は坂上、
東京ってつくずく平地ではないことを感じる。
私が住んでいた足立区は、海抜0mエリアなので、どこに行くにも自転車で快適な環境だった。
それが、王子だったり、湯島だったり、区で言えば文京区、新橋なら愛宕山
そして皇居西側と坂が多いことが分かる。
湯島天神も上野からだと階段を登り
南下すれば緩やかな下り坂、下りたところで正面に神田明神がある。
ここには御朱印帳を確認すると平成26年の11月に参拝している。
場所的に、御茶ノ水の北側、ここに行く目的がないとまず行かないエリア

久しぶりの参拝
前回も驚いた銭形平次の石碑
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野村胡堂の書いた架空の人物ながら
神田明神下に住んでいたと言う明確な表現がされているので、
あたかも住んでいたのかと思ってしまうが、それだけの存在感
私も好きな作品だけに、地元愛を感じる。
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いざ参拝しようとすると
実家から電話が・・・・、オヤジの体のことだった。
ここ数年夏になると、腎臓の調査ってことで1ヶ月ぐらい入院することが多く
見た目は至って普通だし、相変わらず外仕事や徹夜もこなす働きぶりだが
とうとう、腎臓も限界近くなり透析する必要が出てきた・・・・とのことだった。
入院手術は2月に入ってからだが、なんともちょっと慌ただしくなる予感・・・

御朱印をもらおうと色々お守りなんかをみていると
東京十社めぐりと言う張り紙に目が止まった。
東京の鎮護を担う10社をめぐるものだが、ここ神田明神のほか、根津神社も含まれている。
根津神社と言えば、おやじが入院する病院のすぐ近く、見舞いのたび参拝というか見舞いの時しか参拝しない神社、なんとなく運命的な繋がりを感じた。

ふと、ここでこの10社を参拝することで、オヤジの手術の成功を祈願しようと思いついた。
早御朱印を購入
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10社とは、根津、神田、亀戸天神、白山、王子、日枝、品川、富岡八幡、赤坂氷川、芝と
23区の北南東と比較的広範囲に渡ってめぐることになる。

根津からスタート、東京の地理に詳しいわたしは
この日、日枝、赤坂氷川、芝とめぐるルートを決め、早速参拝を開始した。