私が子供の頃
我が両親は、東北出身だったので、お盆はどちらかの実家に帰省していた。
まるでサマーウォーズみたいな・・・・そこまでは大きな家ではないけど、それでも今住んでいる家とは比較にならなほどの土地に家屋、いくつもの家族が集まり、すべて一軒の家に泊まってしまうのだから、それは凄いことになるが
どうにかなってしまう。
その頃の南東北は、昼間はそれなりに暑いけど、夜は随分涼しかった。
夜、大きな蚊帳がかけられ、その中で寝るのが楽しかった。

そんな田舎と呼ばれる場所も、祖母祖父がなくなってしまうと、なかなか行きづらくなってしまい
結婚式とか葬式とかがないとなかなか、親戚も集まらなくなってきた。
いとこぐらいまでなら結婚式にも呼ばれるがその子供の世代になるとなかなかね
そうなると集まるのは、葬式か法事ぐらいになってしまっている。
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今年は、1ヶ月前に母親の兄が亡くなったことで
このお盆は、新盆となり、行くことになった。
私もかみさんもほぼ20年ぶり、 18歳になる娘は初めて・・・
20年なんかもう浦島太郎状態、小学生だった子供が30歳近くなっているのだから
お互い顔もわからないし、ちょっとぎこちないが、そこは親戚なんだなあ・・・すぐにうちとけてしまう。
娘は、サマーウォーズみたいな雰囲気だと言っているものの少々戸惑っている感じもあるが
それなりに楽しんでいるようだった。

山あいの部落なので、なにもない
今は車をもっているからどうにかなるけど、子供の頃はほとんど監禁状態だったが
虫取りや魚釣りなどして十分楽しかった。

今回は新盆
古い部落なので、大変だ
早朝から、客がわんさか来る、
部落内を駆け回っている人も、遠方からも
都会で育った私には、ちょっと驚いてしまう光景が広がる

通常なら一泊するところだが
翌日医者の予約が入っていたので、昼ぐらいには戻ることに
でも、じゃんがらをやるからそれをみてから・・・と言われたので待つことに

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いわき地方に伝わる伝統的な踊りらしい
新盆の家の前で、鐘や太鼓を鳴らしながら踊る。
ここは石川郡だが、丁度この部落ぐらいまでは、やってきてくれるらしい。