この週末
新盆のため、母親の実家福島県の古殿町に日帰りで行ってきた。

新盆なので、客の出入りが激しい中、時間も沢山あるので
墓参り後、ちょっと車を走らせて古殿八幡神社まで狛犬を見に行った。

古殿町は、東はいわき、西は磐城石川に挟まれる土地
御斉所街道が真ん中を走っている。これと言って観光地があるわけではないので
知る人ぞ知る土地である。道路脇には鮫川が流れ、杉の木が綺麗に植林された風景は見事である。

古殿八幡神社は、街の中心地竹貫からちょっと行ったところ
日本で数少ない流鏑馬をやっている神社としても有名だが、お祭り以外はひっそりしている。

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関東ではうだる様な暑さだが
流石にここは涼しい・・・暑いことに変わりはないがじんわり汗をかく程度
でも前日は寒いぐらいだったらしい

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お盆時期
お寺さんは墓参りで賑わっているが、神社はひっそり・・・参拝者も我が家だけ

この神社に以前訪れた時は
もう20年以上も前
結婚してすぐ、親戚に挨拶にきた時だった。
丁度流鏑馬の時期で、700年だか750年だかの記念の年だった。
それ以来・・・、特に娘は初めてだった。

その当時
あまり気にしていなかった狛犬
雑誌だったか、誰かのHPだったかをみた時、古殿の文字に目が止まり、行きたくてたまらなかった。
でもなかなか、タイミングが合わず、今回ひさしぶりの参拝になった。

道路からも確認できる狛犬
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後ろはこれ

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うしろはこれ

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石工 小林和平さんと言う人が作ったもので
この独特な狛犬は、大変有名なものらしい
昭和初期に制作されたもので、歴史的に物凄く古いってものではないが
その形

通常狛犬って
大型犬がどっしりと座っている感じのものが多いが
こちらはとても動きがあり、表情も愛らしい
通常の狛犬のイメージが完全にかわってしまう。
狛犬はこうういう形だと明確に決まっていただろう・・・・時代に、とてもユニークなセンスがあったと感じる異色な部類に分類されるものだと思う。

この小林さんの狛犬は
この古殿や隣町の石川で見られるらしいが
一度みると忘れられない