結婚してもう20年以上になる。
娘が大学入学を考える年になったのだから、随分と年を取ったものだと感じる。
自分が学生だった時、両親はどうだったのか?と思い出すが、今の私より随分と年をとっていた記憶しかない。

そんな約20年
結婚当時に買ったものは何が残っているのか?と考えてみると
家電製品はほぼ全滅、洋服は微妙に残っていたりするが
高確率で残っているのが、食器類だ。
新しく買ったりはしているが、結構当時に揃えた茶碗はまだ現役。
さすが陶器類は、結構良いものを揃えたので、大事に使っていたせい割れたものも少なく未だ現役
でもお椀・・・・・これは流石に、漆が剥がれてきたり、へんなシワが出てきたりしたので
昨年11月に、贔屓にしている岩手県浄法寺の坂田漆器店に連絡した。
以前も、装飾鉈のさやを漆で塗り直してもらったことがあり、ここで買っていなくても塗り直してくれることを
知っていたけど、電話してその旨を伝えると、快く応じてくれた。

我が家のお椀は、たぶん会津塗だったと思う
結婚祝いにと送ってもらったものだが、地がしっかりしているし漆塗りだから
塗り直しが利くわけだ。
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お願いしたのが11月末だったから
丸々4ヶ月経過した訳で、随分丁寧に縫ってもらったんだと思う。

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浄法寺で縫ってもたっらので、れっきとした浄法寺塗りとなる訳で
器の裏には「浄」の文字が堂々と書かれているのがうれしい

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これでまた数十年は使える。