単身赴任が多いせいか
結婚して半分は、別に暮らしていたこともあって
子供の成長が物凄く早く感じる。
 
小学校の6年は、それなりに長いと感じていたが
中学高校は本当にあっと言う間だった。
ついこの前まで高校入試だと思っていたのにあっという間の大学入試
推薦で行ける学校もあったけど、あえて自分の第一志望を選んだため、この秋から一層気合をいれて
勉強してる様子。
そんな娘が、荏柄天神でお参りしたいと言う。
息抜きもしたいだろうが、神様にもすがりたい気持ちもわかる。
目先にはAO入試がある様で、課題は提出済みなので、現状はそれが通るか待っている状況
自分の周りでも推薦やAOで合格した友人が増え、微妙に焦っているだろう。
私なんぞ二浪で大学に入った人間だから、ダメなら浪人すればいいと簡単に思ってしまうが
今は現役の方が入りやすい様で、気安くアドバイスもできない。
 
荏柄天神社は、
福岡の太宰府、京都の北野と共に三天神社と言う位置づけの大変格の高い神社
東京出身の私は、関東での学問の神様と言えば
湯島か亀戸だと思ったら、まさか鎌倉にあったとは・・・・って感じで
娘が高校入試の時始めてお参りしたぐらい・・・・場所もちょっとわかりづらい。
 
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これから七五三を祝う鶴岡や鎌倉宮とは違い
今はとても静かな境内
大きな銀杏の木も紅葉にはまだ早いが、銀杏はボツボツと落ちていた。
 
娘はさっさと絵馬を書いて合格を祈願し
お気に入りの絵筆塚へ、ここには有名漫画家の絵が奉納されている。
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この時期鎌倉は
ホトトギスの花がさかりだが、大好きな秋明菊も沢山咲いている。
 
このあとは
鶴岡八幡宮を通り過ぎ、北鎌倉方面へ円応寺へ
ここは閻魔の寺として有名だけど・・・大変地味
北鎌倉から鎌倉まで散策する場合、建仁寺を参拝した後
反対側なので、結構気がつかず・・・例え気がついてもスルーしてしまう場合が多い。
 
閻魔堂とか十王堂とも呼ばれ
亡者が冥界において出会う十王を祀っている。
お堂に入り
右側から、奪衣婆から始まり秦広王・・・・中心には閻魔大王が最後に五道転輪王と
なかなか見ごたえがある。
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娘は物凄く詳しい、
全ての王さまを知っていた。
 
なんでそんなに詳しいのか聞いてみると、
「鬼灯の冷徹」と言う漫画を読んでいるかららしい。
漫画も馬鹿にはできない。