古いTV番組や映画などを見ると
一般家庭で使われる色々なものが、大きく変わったなあ・・・・ってつくずく感じます。
 
流石に私の世代でもちゃぶ台は、ちょっと古き時代ですが、実際使っていましたね。
テレビについては、白黒テレビの時代は記憶にあります。
 
お金は無いのに新しいもの好きのオヤジは、当時住んでいた都営住宅の中でも
近所と比べ早くカラーテレビやら電話を入れていました。
 
電話は、当時は少なかった様で、よく近所の人が夜電話をしに来ていました。
 
 
テレビは、当時木彫の・・・・・・画面以上の周りが大きく立派なもので
テレビ上部にレースに敷物をしたり、上に花瓶なんか載せて飾っていました。
ちょっとした置物・・・いや家具に1つだったかもしれませんね。
 
 
我が家の食事は、畳の部屋座って食べていたのですが
家族団らんの夕飯は当然テレビを見ながらです。
子供の頃は当然、番組はオヤジメインと野球でしたから
何か番組を見ていて、CMになると野球に換える・・・・そんな感じ
 
先日と言うか、
私の場合いつもですが
TVの番組を換える場合、いつも
「チャンネルを回して・・・」と言ってしまいます。
 
同じ世代のかみさんは、言葉の意味を当然知っていますが
娘の前で、おもしろがって
「回すって・・・・これ」と言って、リモコンをクルクル回したりしますが
 
娘は、当初、チャンネル?? 回す??とその意味がつかめなった様です。
 
当然ですね、
今はリモコンだし、TVにチャンネルなんかもついていないしね。
 
そんな、コントをしているみたいな我が家ですが
私が子供の頃、
当然テレビにリモコンが無い時代
 
チェンネルを換える為には、わざわざテレビまで行かなくてはいけないので
出来るだけ、座った状態でチャンネルを回せる様にと
オヤジが、2mぐらいの細いビニール管で、チャンネルを挟み込んで離れたところからでも
チャンネルを回せる治具をつくりました。
 
これは画期的な・・・と思ったのですが
やはり2mでは旨くチャンネルにはまってくれない・・・・
しかたが無いので1mぐらいに短く切って、収まりを良くしたけど
今度は座った位置からではチャンネルには届かない・・・と
色々苦労したことを思い出してしまいました。
 
結構子供の頃、チャンネルを変えるのは子供の仕事だったので、面倒だったんですよね。
今は何でも、リモコンだもんね・・・
それでも、チャンネルを換えてって言うと、自分でやれば的な視線を感じます。
 
そうそう電話・・・・黒電話ですね・
これもダイヤルを回してとかダイヤル・・・なんて事をたまに言ってしまいます。
今の電話にダイヤルないし、回せないし・・・・ここでも手元で携帯電話をクルクル回す妻がいます。
 
これからは、音声でなんでも動く時代になるんでしょうね・・・