海蔵寺参拝後・・・もう昼になったので、小町に行って昼食をとることに・・・
しかし、この界隈を歩くのは久しぶり、小町に抜ける道だと思って入ったら、ずいぶん手前だった・・・・
 
多分はじめて歩く道かも・・・・・・
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お寺がある様なので・・・入ってみることに
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庫裏が立派です。
静かな寺・・・って感じ。
 
ちょっと歩いてみると、重文の阿弥陀如来坐像を公開中とのことで、客殿裏を登ってみると
大きなマキの木裏手でなにやら・・・・
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阿弥陀如来は、この奥の収蔵庫で公開されている様子。
 
丁度数名に、寺の歴史を説明するところだったので、我々も参加させて頂きました。
15分ぐらい・・・かな、空腹を忘れ、聞き入ってしまいました。
 
ここの阿弥陀如来は、中世の鎌倉のみで流行した「土紋」と呼ばれる装飾技法が用いられていること。
そして、この寺が、鎌倉後期から室町にかけた歴史的にもとても重要だったことを知りました。
古くこの阿弥陀如来が祭られていた仏殿には、
現在は、この三世仏が祭られています。
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そして、仏殿を囲むように、古き石造が沢山・・・・
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そして、説明の最後に触れられていた。
この寺の北側の山の上に、冷泉為相のお墓があると言うので・・・・急な階段を一気にあがり・・・
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京都では有名ですよね。冷泉家・・・・
山田松香木店でも冷泉家ゆかりの・・・・なんて売っていましたが
 
冷泉為相・・・
「十六夜日記」の作者と知られる阿仏尼の子供だそうです。
そう言えば、阿仏尼のお墓もこの近所にありましたね。
 
祖父の藤原定家の歌伝書を相伝し、冷泉家を興した人物・・・だそうで、私も実は初めて知りました。
あの冷泉家のルーツは鎌倉にあたんですね。