子育て飴を買った後、この旅行での最後の参拝は、六道珍皇寺（ろくどうちんのうじ）になります。
この寺は小野 篁（おのの たかむら）で有名ですね。
小野 篁・・・・実は、私は、京都・魔界巡りを読むまで、彼の名前を知りませんでした。
京都の怨霊系の話と言えば、早良親王、崇徳天皇、菅原道真などは有名ですが、小野・・・・って
昼は、朝廷の参議、夜は閻魔庁の冥官と不思議な経歴を持っていたとか・・・
この寺の井戸から冥界に入り、亡者を裁く閻魔の隣に座り、ある時
恩人の藤原良相の姿を見つけ、閻魔に頼んで生き返らせたそうです・・・・
先ほど参拝した六波羅蜜寺では、閻魔の坐像が安置されていましたね・・・・この土地の不思議な雰囲気を感じてしまいます。
本堂の横・・・・隙間から、その問題の井戸?らしきものが確認できます。
小野 篁が毎夜、ここから冥府に行ったことで、死後の世界に通じると信仰が生まれたのですね。
毎年、お盆には祖先の霊魂を迎える「六道まいり」が盛大に行われるそうです。
事前に、予約??
すると住職から、小野 篁ほか、この寺の歴史を聞くことができるそうで、
我々が参拝した時も数人の女性が熱心に耳を傾けていました。
次は是非、聞いてみたいですね。