六波羅蜜寺へ行く目印ではないですが、
実は、ここも行きたかった店の一つ・・・・・
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みなとや幽霊子育飴本舗の子育て飴です。
 
春の京都旅行前に購入した「京都・魔界巡り」と言う本
この本の伝説を巡ると言うページに、この店が紹介されていました。
 
東山の麓、清水寺のあたりは鳥辺野と呼ばれ、都の死人が運ばれていく所で、
冥土への入り口があると思われていたそうです。
関が原の合戦の前年、この鳥辺野で夜になると決まって飴を買いにくる若い女性がいました。
その頃、土の中にから赤子の泣き声がすることがあり、掘り返してみると、女性の遺体の横で生まれたばかりの赤子が見つかったそうです。
赤子は無事救出されたそうですが、その日から女性が飴を買いにくることがなくなり、
女性が子供の命をつなぐために飴を買いにきたのだと・・・
その飴を誰が言うことなく「幽霊の子育て飴」と呼ぶようになった・・・・・と本には書いてあります。
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麦芽の水あめがベースになっています。
固くほんのり甘く・・・飴持ちが大変良いです。やさしい味ってやつですね。
岩手県の二戸では、五穀を使った水あめをつくっているおばあさんがいましたが、そこで食べたやさしい味に近いです。
 
店で味見をさせて頂き、迷わず購入してしまいました。
この様な店が、わが町にないのがちょっと残念・・・・
 
店の方のお話では、水木しげる氏もこの店に来られ、ゲゲゲの鬼太郎のモデルになったとも言われていました。
ますます興味深い話です。