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毎年旧正月7日から翌晩にかけて行われる、蘇民祭
厄除けや五穀豊穣を祈願した裸の男たちが夜を徹して繰り広げる、裸祭りとして有名な寺です。

最近は、広告の写真や、丸裸で踊ることなど・・・色々と問題になってしまって
運営方法も大変になっているそうです。
本来このような伝統的祭りは、地元で昔から受け継がれてきたもの、その風習を変えてしまうのはいけないことがと思います。
しかし、この祭りを観光として大々的に宣伝してしまい、観光客集めの手段としてしまったところに大きな問題があります。
確かに、地方の厳しい財政の中、観光収入に頼る部分は大きく、これだけインパクトのあるイベントは、観光の目玉として加えてしまうことは仕方がないと思いますが、一般大衆に広がれば拡がるひと、良い意味での支援者も増える反面、面白がって祭りの本当に意味を理解せず、ビジュアル的なところだけを安易に広めてしまう人たちの行為が、結局一番まずい方向に作用してしまうところがとても悲しいですね。
時代が変われば、その時代に適応した祭りのスタイルが求められるのも確か、丸裸なんか当たり前の時代と比べてれは、今は法律もしっかりしているしその運営は大変だと思いますが、個人的には昔がならのスタイルで続けて欲しい・・・・とかげながら応援しています。

そんな、黒石寺
焚き火跡などを見ると、祭りの賑わいとは逆に静かさを感じます。
ここは狛犬が面白い
石でなく、鋼製で出来ています。所々穴が空き少々保存状態が悪いですが
とても珍しいものですね。

このお寺は、先ほどの正法寺より500年以上も前に、行基によって開山されたと言われています。東北の中でもトップクラスの古刹です。
今回は、862年作と言われる薬師如来坐像を見ることが出来なかったのが誠に残念でした。

次は水沢の三偉人を紹介します。