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今日はちょっと荒れた雨模様の青森です。

折角の日曜でこの天気ではちょっと気分も落ち込みますが、私は午前中ジムに行き2時間たっぷり汗をかいてきました。

実は、昨日レンタルしたDVDが面白かったので、それを見ながらエアロバイクをこいでいたら1時間なんてあっと言う間、映画もあと30分残っていたので、連続して乗ってしまいました。

その映画ですが
一世を風靡したブートキャンプのビリー隊長ことビリー・ブランクスの主演??(エンドクレジットでは2番目に書いてあったので主演ではないかも・・・(笑))の映画です。

和名では「ビリー・ブランクスinヴィクトリィィ-ッ!!!!」キング・オブ・ドラゴン」と書いてありますが、Talons of the Eagle・・・・鷲の爪ってのが本当の名前です。

映画は92年に製作されていますが、完全にブートキャンプの人気にあやかって和名をつけたものですね。

DVDの表紙にも、「ハイ、観ナイヤツ腹筋2万回・・・」なんて書いてあって、完全に笑えるだろうと、期待せずに借りてみました。

オーソドックスな、何処にでもある刑事ドラマっぽい内容ですが、結構面白かったです。
映画館で観るものではないけど、暇な時間をもてあましているなら十分楽しめる感じです。

彼は刑事役で、麻薬密売の潜入捜査官、肉体派が自慢だけど、潜入先でカンフーの先生にトレーニングされ、より一層腕を上げるって感じ・・・・アクションあり、お色気ありの内容です。
彼も30才代、髪の毛があるのにちょっと違和感あり・・おでこの広さも気になります。この髪型は、当時流行したMCハマーイメージですね。

アクションシーンは、カンフー技っぽい戦いが中心になっているのも面白く、ブルースリー映画の鉄の爪っぽい内容や、ジャッキー・チェンのトレーングシーンを真似した感じの内容は、少々笑えます。
ビリー自体、相当空手をやっている様で、足の上げ方や体の柔らかさは素晴らしいですが、演技として少々大ぶりで、相手とのからみも少々合っていない感じもあります(笑)
鷲の爪とは、カンフーの技の1つですが、物凄い技かと言えば、そうでもないです(笑)

今回注目すべきはビリーの吹き替えを小杉十郎太さんがやっていること、彼の声は本当に素晴らしいです。
そして、その台詞は、ミスターBOOシリーズの広川太一郎テイストで、本当の台詞と吹き替えが全然違います。
完全にブートキャンプを意識しているので、筋肉、プロテイン、トレーニングそしてgoodjobなんて言葉が沢山出てきます。
最後は、同僚と手を合わして勝利の雄たけび「ヴィクトリー」で〆るのには笑ってしまいました。

そしてこのディスクの笑えるのはもう1つ
特典映像に、ボビーのブートキャンプが入っています。
いわずと知れたボビー・オロゴンですね。彼のろれつの廻らないというか、なんとも微妙な日本語がとても面白く、完全なビリーのパロディになっています。プラス猫ひろしとのコントっぽい感じもあって、一発屋芸人の栄華を考えると少々シュールな演出かもしれません。

買うことはないと思いますが、借りて観るにはなかなか面白くB級(C級??)作品です。
ちょっとお奨め(笑)