同じ作品がリメイクされる映画って結構ありますね。

前作が物凄くヒットした作品は、さすがに連続してヒットと言うのは難しいですね。

「サブリナ」なんかそうですが・・・・「やっぱり昔の方が全然いい・・」なんて評価
やはり凄いインパクトがあった前作品を凌ぐのは大変でしょうね。

でも、2作目以降が逆に大ヒットしたものってのも結構ありますね。
例をあげれば、「チャーリーとチョコレート工場」や最近ドラマがプチヒットしている「デット・ゾーン」など・・・・その他にも沢山ありますが、実は・・・・ちょっとくどいですが、最近の話題つながりで・・・・レクター博士ものでもあります。

年表順で行けば2作目(羊たちの前)にあたる「レットドラゴン」も実はリメイクだったんですね。

前作は1986年にアメリカで公開されています。

Manhunter「刑事グラハム/凍りついた欲望」と言う名前で公開されていたそうです。

当時はあまりヒットしなかったのでしょうね。私も残念ながら記憶にありません。

この時期はそうだな・・・・私はランボーに代表されるスタローンに夢中だったかも(笑)

「羊たちの沈黙」がヒットした後、関連映画なのでちょっと注目された様で「レットドラゴン/レクター博士の沈黙」と名前を変えてVTRが発売された様ですが…残念ながらこのタイミングでも記憶はなく・・・・私が知ったのは、レンタル店で同じレットドラゴンと言う名前があったのでためしに借りてみたら、同じ内容のもので驚いたっていきさつです。

映画の構成も新作の方が良く出来ていますね。

なんと言っても決定的な違いはレクター博士を演じる役者の違いですね。

前作のブライアン・コックスは素晴らしい役者ですが、レクター博士の怖い雰囲気ばかりが目立ってしまい、アンソニー・ホプキンスが演じる博士の持つ知的さや品の部分を感じられないところが大きいです。
当然原作は同じなので若干の違いはありますが、基本的な構成は同じですが、新作の方が色々と描写が細かいですね。

それぞれに、良い部分もあるので比較しながら観てみるのも面白いですね。