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先日より大好きなロンメル将軍の話題を載せていますが、ナチスドイツの時代にあって、ナチには入党せず1軍人を貫いた彼の精神はすばらしいものがあります。
戦いに関しても、頭を使って敵を翻弄する戦い方が得意だったことも尊敬するポイントです。
捕虜に対しても差別はせず、武士道精神というものを実践していた軍人・・
敵国からも尊敬されていた・・・といわれていますが、すごいことです。

この写真はwikipediaから拝借したものですが、多分一番かっこいい写真だと思います。

やはりドイツの軍服は、他国にくらべかっこいいですね。政治的な問題はは除外して、被服という点でみていることを忘れずに・・・
軍服や制服ってのは、身が引きしまる感じがして、私も中学でも高校でも大好きでした。


さて、このロンメル将軍の写真をみると目に付くのがやはり胸の勲章ですよね。
ドイツといえば、中央につけている鉄十字勲章が有名ですね。

ロンメル将軍は、騎士鉄十字章でも上から2番目の
「柏葉・剣・ダイヤモンド付き騎士鉄十字章」をつけています。
鉄十字の上についている葉っぱみたいなものが、柏葉、その下の×が剣、でダイヤモンドは柏葉にちりばめられているんですね。その上の勲章は金がつきます・・・柏葉が金なんですね。
貴族あがりではない彼としては最高の地位だと思います。
でも話はこれではなくて・・

この鉄十字の下についている勲章・・・これが、今日の話題です。
2枚目の写真をみればよくわかると思います。

プール・ル・メリット勲章・・・通用ブルーマックス(ホチキスではない)と呼ばれるものです。
フランス語で功績に対して・・・という意味らしいのですが、この勲章は第一次世界大戦での戦功章なんですね。
ロンメル将軍は、1917年にこの勲章をもらっています。
彼は、山岳戦のエキスパートで、それに関する本も書いています。

なので、彼は後のアフリカ戦線が有名ですが、その前第一次世界大戦でもすでにその手腕を発揮していた訳です。

このブルーマックスをもっているというのは、一目置かれる存在・・・なので、より貴族出には煙たがられたのでしょうね