イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

先週、この円高の波を受け久々に注文したマフラーが届きました。

実は、このマフラーに関する記事は以前も書いています。
http://blogs.yahoo.co.jp/masa1908/27906658.html


もうかれこれ10年以上贔屓にしている、イギリス シェットランド地方のハンドニットです。

日本でも数年前に、セーターブームで、カナダのカウチンやイギリスのアランセーターとあわせちょっと有名になったシェットランドニット。
日本のセレクト系ショップでも随分販売されていましたが、結構な高額で驚きました。

そもそも漁師の防寒のために着ていた服類、その歴史は古いですね。

シェットランドニットに関していれば、やはりイギリス王「エドワード八世」を抜きには考えられませんね。
今のエリザベス女王のおじさんにあたります(ちなみに父親は、エドワード八世の弟のジョージ六世)

格式を重んじていた英国貴族、当時なにをするにもスーツを着ていた時代・・・たとえゴルフであっても同じです。
そんなセントアンドリュ-スの貴族の遊びに、セータを着てプレーした・・・当時、大変画期的でした。

エドワード八世は、独身でプリンス・オブ・ウエールズとなり、国王となりますが、当時離婚経験のあるシンプソン夫人と結婚し、王位も弟に簡単に譲ってしたったと言う伊達者です。

王位を捨てた後は、ウインザー公と名乗りました。
ネクタイでウインザー・ノットと言う結び方がありますがまさに、彼が結んでいた締め方がそう呼ばれ・・・今でも一番綺麗な結び方として普及していますね。私もこれです。

そんな、エドワード八世が愛したのがこのシェットランドニットだった訳ですね。

伝統ものには、物凄く弱い私、この逸話を聴いた時、当時インターネットも普及していない時代でしたが、色々と調べて見つけた会社がこの「ルイース・イルヴァイン」のニットです。

シェットランドニット協会に入っている、正真正銘のシェットランドニット・・・素材の良さはさることながら、そのデザインがなんといっても魅力です。

最近では、シェットランドニットを編むメーカもドンドン無くなっている状況ですが、頑張っています。
とは行っても中々高額・・・小遣いがたまったら注文するって感じで購入していました。

今回1ポンドが130円を切ったので、注文しましたが、引き落とされた時は124円、昨日は140円近くも上がっていたので、少なくても送料がただになった感じ・・・運が良かったです。

ハンドニットは注文制作なので、約2ヶ月かかるります。注文したタイミングが遅かったので、実際もう使う日は殆どないですね。(でも昨日は物凄く寒かったのでかみさんが使っていました)柄が可愛いので我が家は、ここのニットを3人で使いまわししています。(笑)

ここの店は、基本伝統的な柄は定番柄として継承し、安価なモデルも編んでいます。

写真1枚目:シェットランドニット協会の証・・・可愛い柄です。

写真2枚目:今回の購入品
       左が、プリンス・オブ・ウエールズ柄の復刻品と、右が博物館に保管されている1920年代       に編まれた柄の復刻
写真3枚目:10年以上前に購入した、プリンス・オブ・ウエールズ柄のセーター・・一生ものです。