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日露戦争で活躍した戦艦三笠ですが、その後第二次世界大戦に敗れた時に、連合軍の進駐より、艦橋、マスト、各砲、煙突など、主要部分は殆ど撤去され、見る影もなく荒廃したそうです。
ましてや、ロシアにすれば宿敵な舟、すぐにでも潰したいところ、良く生き残ったと思います。

大戦時太平洋艦隊指令長官だったC・W・ニミッツ元帥は、戦艦三笠を気にかけ横須賀に来たそうです。当然、他にもっと重要な理由があると思いますが、その時、尊敬する東郷元帥が艦長を勤めたこの戦艦のあまりに荒廃した姿を嘆き、復興に尽力したといわれています。
勝手な出入りをさせないため、入口に部下を立たせ警備させたそうです。

三笠内部の展示品の中にも、ニミッツ元帥の功績を称えたものが展示されていますが、ちょっと少ない感じますします。
しかし、特別功労者のプレートには、その名前が輝いていますね。

現在、この戦艦三笠は「財団法人三笠保存会」によって管理・維持されていますが、平成4年、造船史上極めて価値の高い船舶として認められ、国際的に名誉のある「海事遺産賞」を授与されています。

失礼かな、私は今回始めて知りました(笑)

この保存会には年会費2000円で会員になることが出来ます。
2万円を出せば生涯会員になる訳ですが、いきなりの大金出費は無理なので、今回通常会員に登録してきました。
神社仏閣同様、大切な遺産を残すために役立てて頂きたい気持ちのつもりです。
会員証には、ニミッツ元帥の名前を重ねています(笑)


ついでに、記念艦「三笠」の小冊子も購入・・・三笠の歴史を中心に、日露戦争のことが大変わかりやすくまとめてあるのでとても興味深い内容です。