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アウトドアーブームにより、サラリーマンのコートも随分変わってきました。
私も平気でマウンテンパーカーを着て会社に行ったりしています。
そんなコートの時は、フリース系の手袋なんかを使いますが、昨日紹介したトレンチコートを着ている時は、やはりそれなりのものを使います。


手袋と言えば、やはり「デンツ」が有名ですが、
その中でもペッカリーと言えば憧れの的です。しかし物凄く高額ですね。

私は元来、良い品を長く使う・・・手入れをしながら段々なじんでいく過程が好きなので、10年以上前、無理してこの黒の牛革のデンツの手袋を買いました。確か新宿の伊勢丹でした。

中にはうさぎの毛が入っているの本当にやわらかく暖かい素晴らしい一品です。

デンツに満足して使っていましたが、満足しない点もありました。
それはフィット感なんですね。
自分の手の大きさに合う既製品なので、当然指の長さやフィット感はある程度犠牲にするしかありません。手袋の理想は、つけたままで定期券を出したり、字を書いたりできること・・・なんですね。

そんな時、TVで鎌倉にある手袋屋さんを紹介している番組を偶然みて、店を覗いたのももう10年ぐらい前です。
福島令子さんがつくる手袋は、実用的なものから芸術的なものまで色々あります。
手袋の奥深さに驚くぐらい・・・感動します。実は帽子売っています。

そんなことで、私はフィット感について聞いてみると、
防寒性を重視するなら、もこもこ感は当然仕方がないが、都会の通勤用であるならこの定番商品が使いやすいと薦めて戴きました。

この店はフルオーダーもできますが、それでは所掌金額もアップしてしまうので、既製品から指のサイズを補正する方法が一番手ごろ・・・ってことで、この茶色を買いました。

本当はペッカリーが欲しかったのですが、実用性を考えたらこの鹿皮(DEERSKIN)が一番良いとのことでこれにしました。福島さんは、英国製のレイノルズ&ケント社のものを扱っています。

手袋は、基本的に親指と人差し指がジャストフィットしていれば、その他の指は若干あっていなくてもいいそうです。
逆に全部の指がぴったりだと、綺麗な長さの指をしていない人の場合、物凄く見栄えが悪い・・・・そうです。
これは、足袋にも言えますね。
足の形にジャストの場合、足の形が悪いと少々格好が悪いと、四谷にある足袋の老舗「むらしや」の主人が言っていたことを想い出しました。

そんなことで、指を調整してもらい・・・不満部分を解消し、最高の使い心地になりました。

購入の際、使い慣れたデンツの手袋を見せ、指の長さについて不満をぶつけたら、デンツの良さを認めつつ・・・指の長さを補正して頂きました。

あまりの使い勝手の良さに、かみさんにもプレゼント・・・緑に白のステッチがとても可愛いですね。
義理の姉にも紹介などして、家族ぐるみで使っています。

鎌倉散策に覗いてみては・・・と推薦したいお店です。

マニマニ
鎌倉市御成町12-8 ノア鎌倉B1
(鎌倉駅江ノ電側改札を出て、紀伊国屋に行く途中にあります、ビルの地下なのでちょっと見つけずらいかも知れません)