イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

東北北部にも沢山の城や館(たて:やかたとも言いますから城までいかない建物と解釈)跡が残っています。城が残っているものは殆どありませんので、城跡めぐりですね。

以前より、ちょこちょこ散策していましたが、少々マニアックな紹介・・・ですかね。

赴くにあたり、色々なHPを参考にしましたが、城好きが多いのには驚きました。

まず第1弾は、岩手県浄法寺城跡です。

ここは、言わずと知れた天台寺(瀬戸内寂聴さんが住職を務めた寺)がある町、何度も紹介している漆の産地でもあります。積雪は少ないですが、物凄く冷える土地です。
八戸自動車道が無い時は、三沢、八戸のスキーヤーが安比高原に行く時、通っていた町です。
今では大変静かな町です。

城跡入口の看板には以下の通り説明があります。

浄法寺城跡は、安比川の左岸、南東に張り出した台地上に立地します。
東西約350m、南北約700mに及ぶ広大な城域は、伝承名をもつ「八幡館」「大館」「新城館」のほか。仮称「西館」「北館」を加えた5つの曲輪(くるわ)から成り立っており、安比川流域の中心城館として往事の姿を良くとどめています。
城主であった浄法寺氏は源頼朝の重臣、畠山重忠の子孫と伝えられ、安比川流域を中心に周辺を治め、戦国時代の終わりには南部氏の重臣として5,000石を領したと伝えられています。
平成9年度から行われた発掘調査では、建物跡、堀跡、生活用品、武具などが発見され城の姿や生活の様式が次第に明らかになってきています。
平成17年2月 浄法寺町教育委員会

現在は、畑になってしまっていて、昔の面影もありません。
しかし高台になっているので、現在の浄法寺町の中心部からは、目立つ丘になっています。


狗尾草(えのころ草)・・・通称「ねこじゃらし」が蜘蛛の糸に覆われ、朝露を纏い綺麗ですね。