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最近は、1週間の3日以上野辺地の町に来ています。
殆どトレーニングジムに通うためですが、そんな野辺地、何も考えずふらふらしているけどここの歴史も少々気になるので、野辺地…に行ってみました。訪れたのは日曜です。

昼前ですが、予想通り私以外誰もいません。本当に寂しいですね。
野辺地という町は、今ではホタテが有名ですがその昔は、南部藩の重要な港として、主に銅をここから運んでいたそうです。

その銅は、今の秋田県の鹿角市から態々十和田を通り運んでいたそうで、当時の南部藩の広さに驚きます。そんな野辺地町は、鉄道の普及により徐々に港町としての活気が無くなってしまい、今ではとても静かな町という印象です。

この資料館の1番の目玉は、この板状立脚土偶ですね。
三内丸山遺跡に見られる板状の土偶そして亀ヶ岡遺跡の遮光器土偶の中間にあたる、立体的な形になりつつある土偶が有名です。

この土偶も発掘時は頭が取れた状態で発見され、背中には小さな穴が2つ、壁に掛けたのではないかと想像できる作りになっています。

その他、この界隈で発掘された出土品のほかに、戊辰戦争前後の貴重な品、そして定番の農作器具系が所狭しと飾ってあり、嬉しいことに写真撮影もOKです。

この日は、偶然管理をされていたボランティアの方に、色々と説明頂き大変運がよかったと思います。

大変地味な資料館でありながら、展示物は大変判り易く解説されているので、この界隈の歴史を勉強することができました。