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一戸の町に、実相寺と言う寺があります。
この実相寺と言う名前・・・私にはとても馴染み深いんです。

話がそれますが・・・
大好きな怪奇大作戦の監督は、実相寺昭雄氏・・・ちょっと関係ないですね(笑)
神代桜で有名な、山梨にある実相寺・・・ここには良く写真を撮りに行きます。
そして、弟が亡くなった時に、ランダムに紹介されたお寺が、神宮外苑にある実相寺・・など
物凄くつながりを感じます。

国道4号線を走って、一戸の町に入ると、そんなことで・・・・実相寺のイチョウ・・・なんて看板が出ていると物凄く気になります。
実はここも、冬に一度訪れたのですが、葉っぱが全て散ってしまっていたので・・・なんともただの枯れた木・・・

そんなことで、まだ葉が青いうちに観にきました。
樹齢270年、樹高約25m、根元周囲が約4mと・・・・鎌倉の鶴岡八幡宮の大イチョウを見慣れている私にはあまり大きいとは感じませんが・・・・それでもなかなか立派な木です。

そもそもイチョウは、関東では比較的普通に見られる木ですが、古代から生えているいわば生きた化石であることを忘れがち・・・・外国の旅行者は、このイチョウを見てとても驚くと聞いたことがあります。

さて、ここのイチョウが有名・・・そして天然記念物に指定されている理由は
タイトルにも書きましたが、基本は雄木・・・・イチョウの木は雄、雌があります。
なので、全ての木に銀杏ができる訳でなないんですね。

雄木なのに、小枝の一部に雌花がついて、毎年ブドウ房状の銀杏ができる木らしいです。

今回、まだ早かったか、何処に銀杏が出来るか確認できませんでしたが・・・・木も大きいので上の方は分からないですね。
実を採るために、雄木に接木して銀杏を実らせる・・・・・・場合もあるみたいですが、ここのイチョウは自然に出来た木なんですね。
自然の不思議さを感じます。