イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

金曜の夜に映画を見てしまったので、寝たのはもう土曜に入っていました・・・・
天気予報を見ると、朝のうちは雨が残るが、急激な変化風も強く、晴れたり雨が降ったり・・・そして冷え込む・・・・これは、願ってもない条件です。

そんなことで、この週末は、岩手県の一戸を散策することに決めていたので、予定通り行ってきました。
紅葉にははやいこの時期、少々涼しくなって散策には最高の時期・・・って私の一番好きな時期でもあります。

多分短期間の旅行では、見ることのない場所を色々巡ってきましたので
何回かに分けて紹介します。

まず第一弾は「浪打峠の交叉層」です。


朝から、道の途中では虹が出ていたり(帰りも虹が凄かったです、まるでハワイ)・・・幸先の良いスタート・・・第一目的の浪打峠には、7時半ごろに到着しました。
高速道路八戸道の一戸IC近くで、旧奥州街道にあたる、一戸から二戸の福岡に抜ける峠です。

この峠は、交叉層になっている大変珍しい地形です。
交叉層とは、もともと地層が斜めに交差する小規模な層のことで、流動している水や空気の中で砂が堆積する際に生ずるものといわれているそうです。
この層は「末の松山」と呼ばれ、今から700万年前のもので、天然記念物に指定されています。
ネット上で検索すると柵に囲われた写真が多く出ていますが、現在は外れていました。
車で上がるには道が細く、対向車が着たらアウトな道です。

この末の松山
「契きな かた身に袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは」と清少納言の父君である、清原元輔の歌に歌われた場所の様です。

小倉百人一首に入っているようですが・・・私は知りませんでした。

百人一首なんて、好きな歌は今でも覚えていますが
秋の田の・・・、春過ぎて・・・、田子の浦・・・のぜいぜい初めの10種ぐらいは覚えていますが、それ以降は・・・全然です。

なので、今回大変良い勉強になりました。

しかしこの末の松山、どうも他にもあるようですね。
宮城県多賀城市の宝国寺うらにある松山がそのようです。
どちらが本当の松山なのか・・・・

でも、時代を考えたら、宮城中央と岩手北部・・・日本の中心が京都と考えると、なんとなく宮城の方がアクセス性があった気がしないでもありません。