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私が、家を購入した時、まず一番に造りたかった庭・・・・ユリを植えることでした。

本当は、ヤマユリを沢山植えたかったのですが、簡単に手に入るものでも無く・・・・、まずは手に入りやすいカサブランカからはじめました。

カサブランカは、充実した球根が普通に売られているので、植えた年に大輪の花を楽しめますし、毎年分球しながら、そこそこに増えたり、また球根が弱って死んでしまったり・・・あまり管理に気を使わなくても比較的育てやすい品種ですね。
現在、10株程度・・・毎年30個程度の花を咲かせています。香りが強いのも魅力ですね。

しかし、ヤマユリへの夢が消えず・・・これも手に入りやすい為朝ユリなんかを植え、ユリ花壇に少々変化をつけています。
為朝ユリは多分、ヤマユリの品種改良品・・・イメージとして、真っ白のカサブランカの大きさ、その花の真ん中にうっすら黄色が入ります。
ヤマユリは、ここに黒い斑点が出るので、その違いははっきり分かります。香りも比較にならないですね。

そんなユリ花壇、現在カサブランカを超え・・・我が家は、オニユリが着実にその数を増やし・・・・我が家の目玉になっています。

ご存知の通り、昔はヤマユリと同様に普通に自生していたオニユリ、インパクトのあるオレンジに斑点があ、反り返った花・・・・中~大型のユリです。

これまたヤマユリと同様に古くから食用とされていて、多分食用ユリとして普通に売っているユリは、オニユリが多いです。ヤマユリは滅多にないですね・・・・

オニユリと見分けのつきにくいユリに、コオニユリという品種があります。
花は、殆ど一緒ですが若干小さい感じ・・・・しかし決定的に違うのが、最後の写真にありますが、むかごが出来るものがオニユリ、コオニユリには出来ません。

このむかご、球根の種となるもので、こいつが土に落ち、育って行くと立派なユリになります。

自然にこぼれた場合でも、十分増えますが、我が家は、大きめのものをプランターに入れ育てています。
これの方が確実に育ちます。

1年目は朝顔で言う双葉程度の葉で終わってしまいますが、黒かったむかごが3cmぐらいの球根に育っています。
2年目で花が咲き、
3年目には完全に成長します。

オニユリは、大変丈夫なので着実に増えますが、その代わりいたるところから発芽するため、あっという間にオニユリに犯される危険性もあります。

そんな、ことで、我が家も・・・亡き祖母が大事に育ててていたオニユリの株を譲り受け、1本の苗から現在では多分30本以上増えました。

少々管理の枠を超えた感があり、決められたユリの花壇だけではなく、たとえばラベンダーの鉢などにこぼれたむかごが成長し・・・色々なところで咲き乱れています。