グラハム・カーと言う人をご存知だろうか?

日本では70年代の中盤に、「世界の料理ショー」と言う番組のホストを務めていた人です。
先日、自宅のケーブルで、この続編の「新・世界の料理ショー」と言う番組を偶然見て、懐かしく昔を思い出してしまいました。

70年代、まさに衝撃の料理番組でした。確か東京12チャンネルで夜の11時ごろに放映していたと思います。
当時、今の様に牛肉だって当たり前の様に食べることが出来ず、ましてや輸入食品なんか殆ど手に入れることが出来なかった時代ですから、この番組で紹介されるものが全て斬新でした。

グラハム・カー氏の巧みな話術と料理の腕を存分に披露する番組
彼独自のアレンジをした料理・・・・風なんて感じで、料理を作っていきます。

その当時、スープストック、溶かしバターなんか料理のベースですので普通に使われるのですが、全然理解できませんでした。私も多分小学生か中学ですから仕方ないですが・・・

この番組は親父も好きで、いつも一緒に見ていましたが、親父も理解できていなかったですね。
今では当たり前のハーブ、これも生でオレガノやタイムなどを使うのですが、そんな草すら知らない。

mた、
カー氏は進行のなかで、「おい!スティーブ!!」って多分スタップだと思うのですが、呼びかけて漫談じみた演出もするのですが、この掛け合いも楽しみの1つでした。

30年以上もたった今、番組をみると大変懐かしいですが、食材などは現在普通に使っているものが多分にあり、日本が如何に食生活のレベルが上がったか実感します。
私が料理やハーブなんかにも興味が出たのは、多分この番組を幼い頃見たからだと思います。