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実は、折爪岳には車で登りました。ロケハンの意味も含め、一度行ってみて次は実際に足で登ろうと考えた訳です。
そんなことで、丁度昼を目標に登ったので、昼食は下山して二戸あたりで食べる予定でした。
目的だった、テレビ塔や絶景を味わい、そのまま二戸方面に下りようと思ったら、管理センターみたいなものがあることが分かり、結構登山客がいるのに気づきました。

そこには山の家があり、食事もできる・・・入ってみました。
「仙人の食卓」と書いてあり、名物の仙人カレーを注文!
なんとも穏やかな表情ながら、只者ではない雰囲気のある主人に注文、にこやかな笑顔と優しい声で、印象とちがうなあ・・・と思いました。彼は、佐藤雄三さんと言う大変なツワモノであることをその後知ることになります。

仙人カレー・・・山の上なのに600円と言う良心的な値段!!
あまり期待もしていなかったのですが、まず色で少々驚きました。黄色いですね。
そして味、なんともやさしい味がします。カレーであることは間違いないですが、市販のカレーとは違う・・・なんと表現してよいのか?大変美味しかったです。

食後、山の家周辺を散策し食堂前に戻ってくると、佐藤さんが外にいました。
「今日暖かいですね」と声をかけると
「いやあちょっと前は寒かったんだよ・・」
ここで、会話が弾みました。

「仙人カレー美味しかったですよ。」
「作り方は内緒だけど、きのことかで出しを取っているし、この辺の山の幸をふんだんに使っている・・・」

そして、ここは7月にヒメホタルが物凄いらしく・・・是非その時期にと誘われました。
いやあ、本気で行こうと考えています。

部屋に戻りネットで色々検索したら、この佐藤氏やはりツワモノ、山で熊に遭遇して戦った・・・、海も20mなんか素もぐりでOK・・・なんてすさまじい人手であったことが分かり、感動してしまいました。

6月1日には、ここで餅つきをやるらしく、是非と誘われたので、帰省しなければ絶対に行こうと考えています。