私の大好きなものを偶然みつけたと言って、食卓に出してくれるのは本当にうれしいですね。
このしそ巻、祖母の思い出の味・・・・・、福島の北、宮城ではメジャーの一品ですが、岩手や青森ではさほど店頭でも見ないので、多分なじみの地域は限定されるかもしれません。
私は、小さい頃から、シソ味噌と言っていましたが、この写真の商品はシソ巻き、場所によっては味噌のシソ巻き揚げ・・・なんていうところもあるようで、本当の名前はなんて言うのか判りません。
私の祖母は東京に出稼ぎし、現場の飯炊きなんかも経験していたので、料理が本当に上手だった。
また梅干（梅漬けと言った方がいいかも）、漬物なんかも名人だった。
そんな数ある得意料理の中で、このシソ味噌が私は一番好きでした。
味噌は、自前なのですが、その他調味料なんかは普通の市販品を使っているけど、味が違うんですね。
基本的に味噌に砂糖を足して、それを青じそで包んで油で揚げるだけ・・・簡単です。
祖母は、その中にじゅうねん（エゴマ）や落花生、胡桃なんかを入れていました。
酒飲み用には、甘みを抑えたりして、物凄く応用の利く一品です。
実家の母も、つくりますが、残念ながらまだ祖母の域には達していません。
この伝統を途絶えさせないため・・・・我がかみさんにもしっかり思えてもらう必要がありますが・・・
家では一度も作ったことはありません（笑）
市販品のこのシソ巻も十分美味しかったです。
これだけでおかずがいらず、ご飯が沢山食べられます。