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狙っていた剣鉈を譲ってもらえなかったので・・・どうしたものかとネットで色々検索していた。心の準備も出来ていたし、金銭的工面も出来ていたので、心がはやっていた。

どうしても日本刀の脇差イメージのものが欲しかったのですが、本当の脇差だと安くても数十万円・・・到底買える金額でもなく・・・・そんな時、これは完全にめぐり合わせなんだなあって思いました。
伝統工芸士 佐治武士氏が作った影法師 刃渡り30cmの剣鉈です。

剣鉈と言っても歯は細く、はまぐり歯になっているものの実用にはちょっともったいない感じの1品です。即注文してしまいました。
価格も価格なのでカード引き落とし・・・支払い明細が届けば完全にかみさんにはばれてしまうので、翌日携帯メールで、軽く伝えてみました。・・・いやあ早いですね、早朝電話なんぞよこしたことがないかみさんですが、メールを送信した直後、速攻で電話がかかってきました。
こっちも買ってしまったのですから、少々強気ですが・・・まあなんとも最終的にはあきれていた・・・って感じでおさまりました(笑)

商品が届き、数日立ちますが、やはり野鍛冶にはない美しさがあります。
これだけの長さですと、身が引き締まる思いですね。
西陣織りの袋までついていて、高級感があります。

しかし、若干気に入らない点もあります。
歯の仕上げにグラインダーで粗研ぎすると思うのですが、このグラインダー痕が気になります。
また鞘・・・しっかりしたつくりですが、漆塗りが甘いです。
それに紐・・・これもちょっと・・・って感じ、まあ値段相応なのか、とも思っていますが。

そこで、少々手を加えることに
鞘は、漆を上塗りする・・・・これは浄法寺塗りの坂田のおばちゃんに電話してお願いしたので、問題なし
紐・・・これは、着物でも使っている間々田紐で注文するかなあ・・・って考え中、今度帰省したら頼みに行こうと考えています。

そんなことで、明日は久しぶりの青森での週末なので、早朝、浄法寺に行って、天台寺を参拝しつつ、漆塗りをお願いし、一戸、二戸の町でも散策しようと考えています。