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鍛冶屋関係のルポルタージュで有名なかくまつとむ(鹿熊勤)氏の本の中で、これまた大変読みやすい本を、正月の暇な時間を使って半日で読んでしまいました。
正月ぐらいちょっと変わった本を読むのも面白いと思います。


本の末尾には、以下の通りの紹介文が書いてあります。

「鍛冶屋っていう職業が、この先どうなるかは、私にはさっぱりわかりません。
ただ、日本の鍛冶っていうのは、コメ作りと同じで、2000年来、たいして姿が変わらずに来た技術だったことや、人が生きるために必要なモノっていうのは、こんな単純な仕事場と道具で作ることができたんだっていうことだけは、記憶にとどめてもらいたいもんだね」
裂公・水戸斉昭の刀鍛冶から、農具・生活刃物を打つ職人へ。
茨城県北西部、奥久慈に4代続く野鍛冶・横山祐弘氏が語る、鉄の不思議と道具の魅力。
懐かしい日本を思い出す、文庫書き下ろし聞き書き集。

以下の全5章から構成されています。
|談蟆阿箸い職業
鍛冶屋の仕事場
E瓦斑
て散颪里任るまで
ッ談蟆阿良塀颪

写真や絵が挿入され大変分かりやすく書かれているので、鍛冶屋の仕事そし鉄と鋼の違いなど勉強になる。

横山さんの写真は、昨年12月号のナイフマガジンでも紹介されていました。