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もう12月も中旬にさしかかろうとしています。早いですね。
昨日は、年末の挨拶(ちょっと早いですが・・・)も兼ねてに源光さんに遊びに行きました。

最近では我が友人も源光さんのファンになってしまったので2人で伺い、また懐かしい話や楽しいお話を聞くことが出来、大変有意義な時間が過ごせました。

今回は、源光師の作品を色々見せて頂くと同時に、自由に写真にも写させて頂きました。
なんと言っても一番の収穫は、打つ前の原板(波芯鋼)を見せて頂いたことですね。

製品と比較して見れば、鍛冶屋の仕事は凄いなあと感動します。
こんなプレート1枚から、この様な包丁ができるのですから・・・

当時、このニッケルダマスカスは、入手が困難だったようです。
源光師の小さい鍛冶屋では大量に入手することは困難ですから・・・・まさに現在の、中国の工場ラッシュによる鉄鋼製品高騰による・・・購入と同じですね。
師が亡くなって数年経ちます、この鋼は錆びていません。
写真用に少々磨いていますが、吹きさらしに数年も置いておけば、普通の鉄ならぼろぼろですが、流石この鋼は錆びていないですね。すごい!!
最近ではネットでもニッケルダマスカスの製品が確認できますが、10年も昔から扱っていたとは・・・驚きます。
我々ファンとしては、源爺のが一番・・・と友人とは話しています。
なんと言っても日本の名工に選ばれた鍛造師なのですから。

なんどもこのブログで紹介していますが、この波紋芸術ですね。