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このところ急に寒くなってきた。こんな時はおでんがいい。
帰宅途中にコンビニに寄り、おでんを食べようと思った。しかし、「ちくわぶ」がない。
店員に聞いて「ちくわぶ??」なんて顔をしている。

こうなれば自分でおでん作るしかないな・・・・そのような訳で今夜はおでん!!

おでんの具で一番何が好きと聞かれたら、即答で「ちくわぶ」と答えます。この「ちくわぶ」、おでんの具の中で当たり前の存在だと思っていたら、どうも関東が中心の様で、食のエリアが随分限定されていることが判りました。それでも最近では、コンビニでは定番メニューになっていると思ったら…青森では入っていなかった。これにはまたびっくり!!

そもそも「ちくわぶ」とは、東北地方で食べられる「すいとん」や「ひっつみ」と同じ仲間の小麦粉を練った食材なのですが、そのものには味がなく、細長く、穴が空きまわりがギザギザしています。

ちくわぶの想い出と言えば・・・
数十円しか小遣いが無かった小学生の頃、買い食いにはおでん、その中でもちくわぶは、値段が安く、腹持ちが良かったので一番人気だった。煮方が甘いと味が無く、煮過ぎると溶け出してしまうため、その見極めが重要。しかし屋台が子供を相手にしている時間は、仕込んでから間もないので煮込み時間が少なく、味が無く、十分歯ごたえのあるものを食べていた。それでも美味しかった!!

赤塚不二夫氏の漫画で、チビ太が持っているおでん、串に刺さった3種類の中の一番下に刺さっているものと言えば判るでしょうか。
おでんは、夜の屋台と言う印象が強いですが、足立区では、日中でも普通に屋台で売られていました。特に土日などは、鍋を持参し大量に買い込み夕飯のおかずにする家もいたぐらい、普通の食卓のメニューの1つでした。