ダイエットを続け約1年、どうにか標準体重に戻ってきた。
1年前は・・・・・
年も年だし・・・まあ貫禄がついたと勝手に思い込んでいたりもしていた。体重計にのると、その証がしっかり数字で表示されるも、80Kgがすぐそこに・・・・、変わるはずがないのに静かに体重計に乗ったりして、自分の体を鏡に写し、お腹の角度を変えては「まだそんなに太っていない」と勝手に納得する。
じわじわと太ってきているので、標準体重だった頃の記憶が完全に無くなっている。子供が不意に写した写真を見て、これは・・・・と思うけど、すぐ忘れてしまう。
そんな生活を続け、完全なメタボリックシンドロームへの道を着実に進んでいた。

しかし、揉んでも取れない首筋のコリ、体のだるさなどを感じてはじめた時に、会社の定期健診を受診した。
血圧が異常に高く下が軽く95を超えていた(これが首筋のコリの原因の1つだったようだ)上、血糖値、コレステロールほか、印刷された結果の数字が見事なまでに真っ赤に並でいるのには驚いてしまった。そんな危機的な状態にあっても、あまり危機感を抱いていなかったが、・・・・・・先生との問診で、糖尿病の心配などを告げられ(ここでちょっと焦る)、最後にお子さんの成長が見れないですよ(頭がくらつく)・・・これの医師の一言が、ダイエットを行う起爆剤になった。(続く)