『性と芸術』会田誠( @makotoaida ) 幻冬舎 1760円

 

なんと自作の解説本らしい。会田氏は、美術家(画家)。これまでの著書もタイトルがなかなか興味深いものが多い。たとえば、

『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか』(エッセイ集、幻冬舎、2012年、幻冬舎文庫、2015年)

ポチり対象w。

 

『たとえば、葡萄』大島真寿美 小学館 1980円

 

かつてこの作家の『それでも彼女は歩きつづける (小学館文庫)』を読んだことのある私としては気になる新作。世の中がある事象(ウイルスのことだが)でおかしくなっていくありさまを描きながら日々の生活が少しずつ変わっていき戸惑う人間達を描く。希望の光を垣間見せる筋立てはこの作家らしい。

 

『愚か者同盟』ジョン・ケネディ・トゥール 国書刊行会 4180円

 

「そうしない方がいいと思います」と一切を拒絶する男、バートルビーを描いたメルヴィルの「書記バートルビー」という作品があったが、今作は似たような香りがする変わり者が主人公の俗世超越した男の話のようだ。545ページの大部だがこういうものが好きな読者にはたまらない一冊になりそう。