お盆ですねー

昨年の今頃
ビニールハウスの猫達の
捕獲後に
寝ないで甥の結婚式

倒れそうな
ハードスケジュール
だったなー

そして1歳違いの優さん

一度もお逢いできないまま
お骨が私の家にある


私の息子の
遠い県に住む彼女のお母さん

北海道に来る
予約までして
あれこれ盛り上がって
いた時に
長年溺愛していた
愛犬を亡くた

「悲しんじゃいけないとわかっていても気が狂いそうなくらい苦しい」と
毎日ラインのやり取り

誰もが経験する
当たり前の感情、と
慰めることしか出来なかった

そんな時
女手ひとつで育てた一人娘が
私の住む町へ来ることになった

独り暮らしになるので
小さな部屋へ
引っ越しをしていた
8月8日
くも膜下出血で倒れた

自身で呼吸も出来ず
回復は見込めない場所の出血

お盆で飛行機の空席もなく
恥ずかしいことに
お金もなく
息子をひとりで行かせるのが
その時は精一杯だった

人工呼吸器を外す判断を
娘に託されたという
(後に外してはいけないってことになったが)

そんなことは
させるわけにはいかない

きっときっと
あの時外さなければ…
と、思いを引きずって
生きて行くことに
なるんじゃないかと思えて

その時初めて
意識のない優さんと
話せる力を持つ人を
探した

その日に驚いたことに
たまたま会った方に
霊視リーディングに
誘われ

予約がいっぱいだったけど
お願いにお願いをして
Yasmin多喜夕花さんが
そのような事情なら、と
すぐに会ってくれた

とても温かい方
涙ながらにリーディング

私がタロットを引くんだけど
何度も引いても
同じカードを引いてしまう
「決心」
優さんは、戻っても
後遺症の残った体では
足手まといになる
戻らないと言っている

そして、呼吸器は
外さなくていい
自分の意思で逝くと

うろたえる私に
この言葉は大きかった

その言葉と
娘と息子への愛情を
伝えるラインを
息子に送った後
すぐに


息子が到着した翌日の
8月14日
優さんは
静かに逝ってしまった


初めての北海道で
美味しいもの食べて
いっぱい遊びたい
何処でもついて行きます!
って、はしゃいでたのに


会ったこともないのに
とってもとっても
大切な親友みたいな
特別な存在

家も親も犬も
なくしてしまった彼女
お墓もなく
数個の段ボール箱と
こちらに来たけど

残念なことに
息子とは別れ
引き止めきれず
遠い県に帰ってしまった

いまだに、
胸がつぶれそうな思い

でも、お母さんと愛犬は
まだここにいて
ドライブ行ったり
北海道を満喫中
(桃ありがとう)



もうすぐ娘が
迎えにきちゃうけどね


大切な娘とお友達と愛犬