いつからか夢を見なくなった。
いつからか夢を持てなくなった。

いつからだろう、誰の事も忘れたのは。
いつからだろう、涙が止まらないのは。


またまた久々の日記。
またまたここを必要としたのです。

誰に宛てたかも定かでない、
でもだから、空気感はいつでも良い距離感なのだと思います。

ふと思いました。

人は、誰だって一人で生きていけるのです。
人は、それでも何人かで生きていけるから強いのです。

人ならざる人は、増えましたね。

助け合い、笑いあえる人も少なくなってしまいました。
それでも、まだ笑っていたいと思います。


新しい世界へ、人を探しに。
そして、また夢を見るために。
屋上で夜空を眺めていました。
高いところって、色々なものが眼に納まるから大好きです。

そして。
小さくなって眼に納まるからこそ、その距離を強く感じます。

遠い場所。



「手を伸ばせば届きそうなのに。」



何を思うでもなく自然に呟くのです。
すると、胸を締め付ける様な淡い何かが心の隙間を流れていきます。


手に入れているはずなのに。
ホントはどこにもなくて。


多分、近くても同じ事なんだと思います。

それ程、空ろなんでしょう。



でも。
それはとても美しいものだ、と思うのです。