「ニキビ跡にはどんなレーザーがいいの?
(ニキビ跡治療の最終第3段階 )」
ニキビ跡治療も、いよいよ最終段階に入ります。
これまで第1弾・第2弾で、
*Regeneration(再生)とRemodeling(再構築)*というステップについてお話ししてきました。
簡単に言うと、
ニキビ跡に新しい皮膚を作り、整えていく段階です。
そして今回は、
*最後のステップである「Resurfacing(再表面化)」*について解説していきます。
Resurfacingとは、
ニキビ跡の「表面を削り、なめらかに整える」段階です。
ニキビ跡に新しい皮膚が入り、周囲を整える治療を行っても、
それでもなお跡の輪郭が目立って見えるケースは少なくありません。
そのような場合、
跡の表面自体を削り、境界を自然になじませる工程が必要になります。

■ 表面を削る方法は大きく2種類
ニキビ跡の表面を削る方法には、主に2つのアプローチがあります。
①跡の表面全体をなめらかに削る「フラクショナル方式」
②跡の縁(肩)だけを削る「ショルダリング方式」
ここで、
多くの方が一度は耳にしたことのある
フラクセルレーザーが、ようやく登場します。
■ フラクショナル方式で使用するレーザー
ニキビ跡の表面全体を均一になめらかに整える
フラクショナル方式で使用できるレーザーには、主に以下があります。
⊙CO2フラクショナルレーザー
⊙エルビウムヤグフラクショナルレーザー
ただし、この段階で非常に重要になるのが
「レーザー機器そのもののビームクオリティ」です。
同じCO2レーザー、同じエルビウムヤグレーザーであっても、
機器の性能によって結果には明確な差が生じます。
数あるレーザー機器の中で、
私がフラクショナル方式でニキビ跡表面を整える際に
実際に推奨している機器は以下です。
CO2レーザー
⊙出力100W以上の「ユーパルス」
⊙240Wの「ウルトラパルス.アンコア」
エルビウムヤグレーザー
⊙プロファイルⅹ
⊙ウルトラクリア
ニキビ跡の縁(テーパー部分)だけを削るショルダリング方式では、
エルビウムヤグレーザーが使用されます。
この目的で使用される代表的な機器は、
アクションII
メトリクセル
エックスエス・ダイナミス
プロファイル
ウルトラクリア などがあります。
この最終段階であるResurfacingまで終えて、
はじめてニキビ跡治療は一区切りとなります。
ニキビ跡は、
1つの治療・1台のレーザーだけで治せるものではありません。
もし、
「これ1台で全て治せます」というレーザーが本当に存在するなら…
数十億円かかっても、ぜひ購入したいところですね(笑)
しかし現実には、
そのような万能な機器は存在しません。
■ だからこそ必要な「段階的・複合治療」
形も深さも異なる
数えきれないほど多様なニキビ跡を治療するためには、
このような段階的かつ複合的なアプローチが不可欠です。
もちろん、
すべてのニキビ跡に3段階すべてが必要なわけではありません。
˙第1+第3段階だけでよいケース
˙第2+第3段階が適しているケース
˙第1段階のみで十分なケースも存在します。
私がこの文章を書いた理由は、ただ一つです。
「1つの施術でニキビ跡が完璧に治る」
「ピコフラクショナル10回で完全改善」
――こうした言葉に惑わされ、
大切なお金と時間を無駄にしてほしくないからです。
ニキビ跡治療は、
正しい理解と、正しい順序から始まります。
ニキビ跡の治療は、決して簡単ではありません。
しかし、正しい診断と段階的な治療を行えば、十分に改善が可能な症状です。
以上、ロダム韓方クリニック釜山店
院長 チョ・ヒョンギでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。




































































