結構安易に薪ストーブの優位差をアピールしている話が多いが
実際には問題もある
そこを中心に開設した動画
新旧の住宅の違いと薪ストーブの鋳鉄と鋼板ストーブの違い
昔ながらの鋳鉄ストーブの欧米での販売比率は下がっている、昔の住宅ならガラス面のパッキンのみの交換で性能を保てたが今の住宅では六面の全てのパッキンを交換しないと危険がある
その為、鋼板製の薪ストーブで接合面を溶接したものが流通している
昔の住宅は自然換気だった、今の住宅は高気密住宅で三種類の換気方法
シックハウスという新しい問題が出て来た
第一種・第二種・第三種がある
吸気 排気
第一種 機械 機械
第二種 機械 自然
第三種 自然 機械 一般で良く使われる換気方式、屋内が負圧になる
室内外の気圧差は通常9.8Paの負圧状態
薪ストーブの完全燃焼時の良好な燃焼状態の場合、煙突の長さが4,5mの場合30Pa有るので第三種でも設置可能
夜炊きをするとストーブの排気能力が下がってくるので、10Paを下回った時に煙突からの逆流を起こす
今の住宅用には吸気官を付けた薪ストーブをつける必要がある
薪の量1束( 直径22.5cm、7~10kg )燃焼に必要な空気量は45.8m3( 12畳×2.4m高さ )
北欧の高性能薪ストーブとは
①吸気100Φの専用配管
②鋼板製で内部にバーミキュライトの保温材、燃焼を小さめに燃やす
③バーミキュラで熱を反射して炉内の温度を高く保つ、それによって30Paの排気能力を保つ
住宅の変化 → 薪ストーブの変化 → 薪の変化
どんな薪が適しているか?9.8Paになると消えるような薪が適している
昔 カシ ⇒ 今
比重が重く体積が大きい 体積が小さく表面積が大きい
従来の暖炉の選び方
暖房方式 解放式 対流式 ふく射式
燃焼方式 一次燃焼 触媒式 クリーンバーン
新しい暖炉の選び方
ガラス面からの輻射熱で室内を温める
ガラス面を回転させる必要が出てくる
保温性+気密性が必要
従来のどの暖房方式・燃焼方式も当てはまらない
輸入代理店の宣伝の為の動画だが考えさせれる動画だ
煙突の話や薪の話をする人は多いが吸気の配管の話をする人は少ない