「何となく」に込める技術
金曜日です。
明日は土曜日。忘年会ツアーに出発です。
ブログはちょっと別のお話。
今オーダーされるユーザーの方にメールを書いていました。
その中で感じた事を今日はブログで書いてみます。
ボードについていろいろな質問が来ます。
オプションやアウトライン、もちろんライディングの技術の事もですが、細かく説明していても、実は説明していない事があります。
それはそのやり取りや、書かれているオーダーカードの内容から感じているその「ユーザー様像」そして「何となく」についてです。
一つ一つの質問が来るので、一つ一つについても解説します。
でもボードは最終的にバランスが命。こればかりは説明のしようがありません。。
これは僕の中での「何となく」です。ま、これは経験値ということで良いでしょう。
では、最初に出て来た「何となく」って?
例えば車に例えましょう。
高級車は音も静かで車も頑丈。だから走っている感覚はあまりしません。
「何となく」スピードが出て、「何となく」良く止まります。
スポーツ車は「何となく」よく曲がります
ではそれに比べての軽自動車は?
走ってる感覚はダントツ!
すっごいスピードが出ているようでも、実はあまり出ていません。
高速道路で軽自動車の100㌔と、高級車の100㌔。
ものすごい違いを感じます。
でも、高級車に乗っている人はあまり感じていません。軽自動車と比べないとね。
高級車のオーナーが、軽自動車で高速を走ったあとに感じるでしょう。
「俺の車は【何となく】スピードが出ていたんだな。」って。
そう、この【何となく】は無意識な部分。
僕はボードシェイプで大切なバランスはこの【何となく=無意識】を作り出す事だと考えています。
なので、他のボードに乗ってるボディボーダーの
「このボードすごいスピードが出るんですよ!」
という意見より、自分のユーザーの「あ、楽かも、、」とか
「乗りやすいです」というハッキリしない意見を大切にしています。
ストレスと向かい合う波乗りという仕事の中で、明確に分かるものは少ない方が良いです。その方が波と向き合うことが出来ます。
なので、僕はこの【何となく】にどれだけ多くを込められるか。
そんなボードを作りたいんですよね。
「何となく」しか分からない内容で失礼w