ROCKWAVE SHAPER 岩波重之のブログ -73ページ目

「何となく」に込める技術


金曜日です。


明日は土曜日。忘年会ツアーに出発です。



ブログはちょっと別のお話。



今オーダーされるユーザーの方にメールを書いていました。
その中で感じた事を今日はブログで書いてみます。



ボードについていろいろな質問が来ます。

オプションやアウトライン、もちろんライディングの技術の事もですが、細かく説明していても、実は説明していない事があります。

それはそのやり取りや、書かれているオーダーカードの内容から感じているその「ユーザー様像」そして「何となく」についてです。


一つ一つの質問が来るので、一つ一つについても解説します。
でもボードは最終的にバランスが命。こればかりは説明のしようがありません。。

これは僕の中での「何となく」です。ま、これは経験値ということで良いでしょう。


では、最初に出て来た「何となく」って?



例えば車に例えましょう。

高級車は音も静かで車も頑丈。だから走っている感覚はあまりしません。
「何となく」スピードが出て、「何となく」良く止まります。

スポーツ車は「何となく」よく曲がります


ではそれに比べての軽自動車は?


走ってる感覚はダントツ!
すっごいスピードが出ているようでも、実はあまり出ていません。
高速道路で軽自動車の100㌔と、高級車の100㌔。
ものすごい違いを感じます。

でも、高級車に乗っている人はあまり感じていません。軽自動車と比べないとね。



高級車のオーナーが、軽自動車で高速を走ったあとに感じるでしょう。


「俺の車は【何となく】スピードが出ていたんだな。」って。



そう、この【何となく】は無意識な部分。



僕はボードシェイプで大切なバランスはこの【何となく=無意識】を作り出す事だと考えています。

なので、他のボードに乗ってるボディボーダーの
「このボードすごいスピードが出るんですよ!」


という意見より、自分のユーザーの「あ、楽かも、、」とか
「乗りやすいです」というハッキリしない意見を大切にしています。

ストレスと向かい合う波乗りという仕事の中で、明確に分かるものは少ない方が良いです。その方が波と向き合うことが出来ます。




なので、僕はこの【何となく】にどれだけ多くを込められるか。


そんなボードを作りたいんですよね。




「何となく」しか分からない内容で失礼w