小4の時にうちの塾に来て、高校入試まで在籍した子がいます。
小学生の頃は人並み以上に本を読んでいました。
国語の授業でも文の内容に反応して笑ったり驚いたりしていました。
だからてっきり日本語がちゃんと読めているものと思っていました。
ところが、模擬試験でも中学校に上がってからの定期考査でも平均点を下回ることが多く、評定「2」がつくこともありました。
国語以外の科目でも問題の意味を取り違えることが多く、「問題をきちんと読むように」と注意した回数は、創業以来いちばん多かったのです。
この子の場合はちょっと特別だとは思いますが、問題がちゃんと読めない子は想像以上にいるのではないかと思います。
上位2割くらいの生徒以外は「日本語が読めてないな」と感じることが多くなってきたような気がします。
そんな子に聞いてみると、これまで本を読んできていないという答えが返ってくることが多いです。
読書量と読解力が比例するわけではありませんが、ある程度の読書量が読解力の前提になっているような気はします。
本を読む以外にまとまった量の日本語に触れる機会を作ることは困難ですから、本を読まずに、つまり日本語に触れずに日本語の読解力を身に着けるのは至難の業だと思います。
多くの小学生がスマホを持っていますし、いろいろな習い事もあり、ゆっくり本を読む時間はなくなっているのではないかと思います。
読む子は読む一方で、読まない子はますます増えるような気がしますし、もしそうならそれは格差が広がることを意味します。
気のせいならいいのですが、、、