流れてく時の中で… -2ページ目

流れてく時の中で…

書きためている詩や書き上げた詩などを載せていきます。

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真っ赤な夕焼け見えた昨日よりも
青が広く空に流れる今日の方が
いっそ 比べる事すら出来ないほど…
いい日になれ…なんて笑ってみせる

君に この胸の中の想い 届けよう
苦いコーヒーを飲み干した朝に
そんな事を考えながら 窓見つめて…
街はゆっくりとざわつき始めてる

散りながら舞い落ちてく花びらが
道の上で踊るように風に乗ってる
太陽が照らすいつもの街並みは
愛しくも儚くも思えて来る…

君に あの時 言えなかった言葉を
伝えたくて飛び乗った電車から
見慣れない景色がこの目に映る…
君の街は 何だか…輝いて見えた

子供達が通り過ぎてくその先に
見慣れた小さな背中が揺れる…
手を伸ばせば 届きそうなのに
胸を締めつける想いが足を止めた…

陽の光が眩しくて 目を細めた
小さな背中は曲がり角に消えて
胸の中の想いを伝える事が…
今じゃないんだと言い聞かせた…

見慣れぬ景色を眺めながら
止まぬ街のざわめきに溶けよう…。