こんにちは
最近、毎日のように今まで聴いたことがなかった80年代初めのロックを聴いて投稿しています。(たまに休む)
主に名盤、マニアックなバンドの代表作を聴いてますね。
これは後者ですね。
★今日のテーマは↓です★
◆{80年代未聴の名盤を聴くという試み}◆
◆アルバムの感想
・バンド名:Killing Joke (キリング・ジョーク)
・アルバム名:Killing Joke
・リリース日:1980年10月5日
キリング・ジョークのどこがマニアックやねん! メジャーやんけ! (たぶん関西弁おかしい)と思っている方、一般的には十分マニアックです。
はい。
僕の中でも今さらながら初めて聴くロックの歴史上重要なバンドの一つです。
そう思わせたのはどこでもこのバンドの紹介にあるようにメタリカがこのアルバムの[The Wait]をカバーしたに他なりません。
このアルバムはデビュー作です。
1980年リリースですね。
リアルタイムで聴いたという人は若くても50代半ば以降だと思います。
僕もリアルタイム聴きはできなかったアルバムです。
でも多分、ロック・リスナー初期にこのバンドを聴く人はまれだと思います。
と考えると60代前後というのがリアルタイム聴きリスナー世代なのかな。
前置きが長くなりましたが、感想です。
1. 素直にカッコ良い
2. 聴きやすい
3. 特にベースのブリブリが気持ち良い
4. オルタナティブの始祖なのに聴きやすい
5. ロックである!もっというとハードロック。
6. エレクトロは隠し味程度でギター、ドラム、ベース中心のサウンド
7. 陰鬱なところはあるがアルバム通してメロディがポップ
8. ヴォーカルの声質のせいか暗い感じはない
7. 歌詞は抽象的なところがあるがシンプル
といったところです。
リリース当時はやっぱりエクストリームで異端な作品だったのかな。
今聴くと古臭く感じず聴けるアルバムと曲です。
80年代初めは今のように音楽はクロス・オーバーして当たり前という時代ではなかったので、作品として良い悪いというより、まずはこれはハードロックなのか? パンクなのか? という議論から入り、どこにも収まらないものは排除されるか無視されるかという時代だったのではないかと思います。
このキリング・ジョークの出身地であるイギリスはそんなことはなかったのかな。
だがらニュー・ウェーヴとかポスト・パンクといった新しい音楽が創造されていく土壌があったのかなとふと思ったりしました。
そういう意味では日本は新しいものへの耐性ができるまで少し時間がかかる保守的なところがある国なのかとこの作品を聴いて思いを巡らせたりしました。
ダークさとエクストリームさは感じるのですが、フックがあってサウンドがシンプルなので今聴くと聴きやすいロックなアルバムという感想が率直に出てきます。
ではまた。
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