こんにちは
3月に入り、もう春ですね。
でも東京周辺は今日も寒さを感じます。
風が強いとなおさら。
でも冬の寒さとは違う底冷えする感じはさすがになくまりました。
でも朝夕に散歩に行くにはまだまだ覚悟がいる寒さです。
★今日のテーマは↓です★
◆{80年代未聴の名盤を聴くという試み}◆
・バンド名:Queen
・アルバム名:The Miracle (Collector's Edition)
・オリジナルリリース日:1989年5月22日
・Collector's Editionリリース日:2022年11月18日
ご存じクイーンの13作目のオリジナル・アルバム。
私は行きませんでしたが先月の東京ドーム公演は評判良かったようです。
1984年の[The Works]と[A Kind of Magic]はリアルタイムで聴いていたんですがそれ以降は聴かなかったんですよね〜、
メタル中心に聴いてた時期なのですっかりスルーしてしまったのだと思います。
当時の80年代後期のクイーンは大御所ではありましたが、ある意味セールスのピークは落ち着いていた記憶があります。
それでも世界中にファンは多いので出せばヒットはしていたかと思いますが、クイーンの新作が出たら有難く拝聴するという時代でもなかったような気がします。
この頃はこんなに伝説のバンドとなるとは思ってなかった時代です。
そしてまさかフレディがこんなにも早く亡くなってしまうとは...
というわけで遅ればせながら2022年にコレクターズ・エディションがリリースされてたので聴いてみました。
まずは率直なキーワードからです。
1. 明るい!
2. 素直にカッコ良い!
3. 1曲1曲が素晴らしい!
4. ロック・シンガーとしてのフレディのヴォーカルが素晴らすぎる。
不世出のシンガーということを改めて実感。
5. 演奏も素晴らしい。
6. ロックである!
7. ファンキーなサウンド・曲がクイーンらしくなかったりして...
8. でもどんな音楽を取り入れてもクイーンはクイーン。
9. このキャリアで新たな境地へ踏み入れていくのは凄い。
といったところです。
感想はさすがクイーン、貫禄の名作です。
もうかれこれデビューから15年以上経ってますが、腐っても...なんて言葉は到底出てこない素晴らしい作品です。
まず曲が良いです。
そして明るい雰囲気が充満してます。
1曲目の[Party]は2分半弱の短い曲だけどとにかく弾けまくってます。
これってクイーンの代表曲なのではといっても良いカッコ良い曲。
それ以外にも自分の中では殆どの曲が名曲と言っていい程で、改めてクイーンの素晴らしさを実感しました。
この頃のバンド状態はわかりませんが、ハード・ロックあり、ファンキーな曲ありとバラエティに富んでます。
このファンキーというのがこのアルバムのキーワードですね。
どの曲もファンキーで今までのクイーンらしくないところがあったりするのですが、全て元気なロック・ソングとしてまとめ上げているところが素晴らしいです。
5曲目の[The Invisible Man]や7曲目の[Rain Must Fall]なんかは一聴するとクイーンがこれやらなくても、とか感じるのですが何度か聴くとクイーンらしいとしか言いようがないダンス・ロックになっていてこのアルバムのカラーを特徴づける一つだと思います。
また、クイーン節の勇ましいハード・ロックも忘れてないのが嬉しい限り。
[I Want it All]や[Was It All Worth It]は問答無用のカッコ良さです。
昨年のドーム公演で[I Want It All ]をこのアルバムから唯一演奏したようです。
The Works以降はベテランとなった新生クイーンと思ってますが、何気に貪欲に色々なことに取り組みながも結果、クイーンらしい作品にしているところが特徴です。
これもそんな作品。
そしてこのコレクターズ・エディションの売りとなったのが最新シングルとなった[Face It Alone]。
このエディションには当時発表されたシングルのB面曲も入ってますが、どれも明るい曲で占められてますが、[Face It Alone]はアルバムの中で唯一重い暗い曲。
まるでフレディの死を予感させるような。
録音された時期はこのミラクル制作時らしく、このコレクターズ・エディション制作時に発見されたようです。
今という時代になってこの曲の意味や重要性がフォーカスされ収録されたようです。
とにかくこのアルバムを聴いて感じたのは未聴の名盤というのは、未聴の人にとって大きな価値のある新譜と同じということ。
素晴らしい視聴体験ができました。
ではまた。
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