音楽評論家の渋谷陽一さんがDJを務める「ワールドロックナウ」が2024年3月30日の放送で終了となることが発表されました。

 

 



実は長年愛聴していた訳ではないのですが一時期は良く拝聴させて頂いてました。


僕はテレワークの時にはRadikoを流し聴きしています。
「ワールドロックナウ」はRadikoでタイムフリーで聴けないことが残念でした。

 

と思ったらNHK-FMは「らじる★らじる」というサイトで見逃し配信聴けたのですね。

今初めて知りましたぐすん

今まで聴けなくて残念えーん

 


80年代から90年代半ばまでの日本での洋楽文化はネットがなかったので雑誌・ラジオの情報が非常に重要で、ファンは穴があくまで雑誌を読み、ラジオは録音して何度も聴いている人が多かったです。

 

僕もそんな一人です。
勉強しながらよく渋谷さんの番組聴いたなぁ時計


音楽評論家が雑誌出版に携わり、ラジオやテレビでDJをして情報発信者として活躍していました。
渋谷さんはまさにそんな時代の第一人者です。
そしてそんな時代の重要番組が「ワールドロックナウ」です。

中学生・高校生時代は本当にたまにですがラジオ番組にはがき投稿(歳がバレバレ)をしていました。

実は唯一読まれた番組が、このワールドロックナウの前に渋谷さんがDJをしていた「FMホットライン」でした。
たしか渋谷さんの好きな鉄板のレッド・ツェッペリンネタでした...


雑誌では辛口批評の渋谷さんですが、ラジオだとちょっと早口で聞き取りづらいところはありましたが(失礼)、リスナー思いのハートが伝わってくる明るく優しく知的な語り口と常にファンサイドに立っている方でした。

そして洋楽中心にエンタメ界の発展に努める姿勢も印象的でした。

結構、業界では大きなステータスを確立しているはずなのに偉そうにしないところが何より素晴らしかったです。

渋谷さんは番組で過去の曲よりも常に新しい曲やアーティストをかけていることも根っからの新しものが好きなエンタメ・音楽ファンなんだなと思ってました。
そんな姿勢が常に新しい分野の雑誌出版や日本の大型フェス開催に結びついているのだと思います。

番組再編期になると心配するリスナーに向けて「これからも続きますよ~」と言ってくれてたのを思い出します。

年始前からお休みして盟友である伊藤政則(マサ)さんが代理DJを務めていて、病気がよくなったら戻ってきてくれるんだろうな、と軽く思ってました。

まさかこんな形で番組終了となるにとは思いませんでした。

そしてこのニュースを聞いて真っ先に浮かんだのが渋谷さんの病状。

ネットで調べても特に病状については触れられておらず、社長を務めていたロッキンオンでもその件は触れられていません。

しんみりと書いてしまいましたが、ラジオや記事で目にする機会は減っても元気になって頂だきたいと切に願います真顔

そして渋谷さんの盟友であるマサさんと大貫憲章さんが次の番組のDJを務めるとのこと。
洋楽の新譜中心の番組とのことで日本での洋楽を広げていっていけますよう期待してます。

と書いているのでこれからは毎週は無理でもなるべく番組を聴くようにしていきます。