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カンボジアのアンコールワットのある街、シェムリアップに一週間ほど滞在した時の話。アンコールワット遺跡郡を回るため、トゥクトゥクをチャーターしていた。そのドライバーの青年がボブ君(二十歳くらい、ニックネームがボブ)いつもニコニコしていて、気がきくし、とても優しい青年。
ボブの運転するトゥクトゥクにノリ、色々な場所を案内してもらった。彼は昼飯も節約のためにあまり食べないので、いつも自分達(現地で知り合った仲間と行動していた)がおごっていた。シェムリアップ最後の日の夜、ボブを連れて飲みにいった。
自分は酔った勢いに任せて、熱く語ってしまった。(自分がよくやってしまうパターン)
「ボブ!お前は若いし、働き者だし、この生活から抜け出して、もっと良い生活できるよ!視野を広げろ!世界を見ろ!若ければなんでもできる!あきらめんな!」
いつも優しいボブの顔が急に険しくなった。
「簡単に言うな!お前は何も分かっていない、俺に何が出来るって言うんっだ!」
「やっとやっと手に入れた仕事なんだ!これをやめたら一生仕事にありつけないかもしれない!」
その日は夜遅くまで飲み明かし、翌日涙ながらにお別れをした。
しかし、この経験で自分の無知さに本当に反省した。 この経験以来、先進国でうまれとゆうことが、どれだけラッキーなことかと思うようになった。
今はカンボジアも成長しているので、少しは変わっているかもしれないが、カンボジアは警察官の月収がだいたい3000円くらいだそうです。
日本人の私達は、少し我慢してバイトすればすぐに海外旅行に行ける。 一回の飲み代で3000円、服を買いにいけば2万円なんてすぐになくなる。5万円を貯めるのなんて学生でも簡単だ。
しかしボブは稼いだお金を全て貯金しても、年間で3万円は貯められないだろうと思う。
海外旅行なんて一生行けないだろう。
日本はGDPでは最近中国に抜かれたが、現在も世界で三番目にお金持ちの国だったりする。
先進国に住むとゆうことはそうゆうことである。
自分はすっとこどっこい野郎で、すぐにヘマするし、ドジだし、すぐに悩む青年だったが、このような経験が増えるにつれて、「俺って幸せ者だなー」と思うようになった。
そしてこの視野が何よりも重要なことだと思っている。
1億2千万人の中(日本の中)の視野か、70億人の中(世界)の視野か。。。
きっとこの視野を若いうちに育てられるか、育てられないかで、人生は大きく変わるような気がする。
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