この列車はキュランダ高原列車っていって「世界の車窓から」にも使われてたみたいで日本人にやたら人気があります。

それで僕の席の近くにも日本人の家族がいて、見た目からして50歳くらいの両親と高校3年生の娘なんですけどこの高3の娘がめっちゃ反抗期で、
(高3で反抗期って遅くないか?)と思いながらもその家族のやりとりがおもしろかったんでずっと観察してて、
母親が旅行でテンション上がってて「景色がきれいだね!」とか言ってよく娘に話しかけるんですけど娘は無視したり、
「別に」
って言って急に沢尻エリカになったり(沢尻エリ化)してましたからね。
まあ反抗期の子供にとって沢尻エリ化は重要なスキルなんやと思いますが、いつも「別に」っていう返事をしてたらお母さんがかわいそうなので僕は新しいスキルを開発しました。
それは「おちゃめ無視」です。
この親子の関係みたいに「会話したくないのに話しかけてくる」そんなときに有効なスキルで、
話しかけられたときに「ふんっ」と言って無視をする。
これにより自分は無視をすることができるし、「ふんっ」というおちゃめな返しによって相手はいっしょに遊んでるような感覚になり無視をしても悪印象を与えないのです。
ですがこのスキルを目の前にいる高3反抗期娘に伝えても
「やっぱり海外は変な人が多い」
「とにかく車掌さんを呼びましょう」
という展開になるのは目に見えているので僕は何も言わずに一人で妄想してにやにやしてましたけどね。
一番気持ち悪いやつですよね。
そんな妄想をしてるうちにキュランダ駅に到着しました。

キュランダの街はヒッピータウンが観光地になったみたいな感じで観光客も多いけどアボリジニのおっさんがその辺でマリファナ吸ってたりするおもしろい街なんですが、日本人が経営してるお店もいくつかありました。

それで僕は友達に勧められた「髪が虹色の日本人のおばさんがやってるカフェ」を探したんですがそのカフェを見つけられなくて、街を散策してマーケットに行って川沿いを歩いて帰ってきました。
それだけでも十分楽しかったんやけど友達は「虹色ばばあのカフェが最高」って言ってて、
友達の話によると髪が虹色の日本人のおばさんのカフェには日本でかなり有名な某会社の社長さんがよく通ってて、友達が行った日もその人がいて、
話してるうちに仲良くなって「飲みに行こうぜ」ってことになりカフェを出ていっしょに歩いてたらしいんですが、
そのときに社長さんがポケットから何か落としてそれを友達が拾ったら
「あっごめんごめん、LSD落としたわ」
言うてたらしいです。
まあキュランダはそーいう感じの素敵な街なんで、ケアンズ周辺では一番おもろい観光スポットやと思うんでぜひ行って「髪が虹色の日本人のおばさんのカフェ」を探してみてください。
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