仮説思考は大事だけど、そればっかりだとトンデモナイことになるよ。 | ロッキー ANAマイルを貯めるブログ

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仮説思考って知っていますでしょうか?

仮説思考とは、簡単に言うと、何かに取り組む際に、その時点で考えられる仮説(仮の結論)を置いて考える思考方法のことです。


それは確かに大事です。

経営を行うに当たって、常に世の中の先の出来事がわかるわけではないので、過去の経験や世の中の動きを読むすることで、未来のことを予測して、進めていかなければならない時もあるのです。

しかし、通り一辺倒で何でもかんでも仮説、仮説と言って、動いてしまうことは、正直言って、よくないと思っています。

仮説というのは、結局は仮の結論であるわけで、その結論になるような論理的な筋道を作って、その正しさを証明するという部分があるため、逆にその仮の結論と正反対の結論が導かれるような論理は排除するというか、無視するというか、そういう傾向が強い人がいます。

これではいけません。とんでもないことになります。


警察の捜査を考えてみてください。

犯人と思わしき人物を絞り込んで、その人物が犯人であるという物的証拠を集めていく最中に、そうであるという証拠が多く出て、そうではないという証拠が少しだけ出た場合、意図的にそうではないという証拠の提出をせず、犯人であるという証拠のみを提出してしまいたくなるのが、実情だと思います。

それは大変恐ろしいことで、むしろそういう行為をしてしまった場合、仮説というよりも、「勝手な決め付け」、「勝手な思い込み」でしかありません。


皆さんの周りにもいませんか?

「あの人は、これこれこういう人だから。」という決め付けばかりしてしまう人が。

特にコンサルタントは仮説思考という考え方が身にしみついている場合が多いので、そういう言い方をする人が少なくないです。


自分の仮説が正しいことを証明したいばかりに、反対意見となる証拠を無視し、反対意見を排除しようとする行為は、危険なので、仮説思考は、時と場所を選んでからやりましょう。


ではまた。