18年前の5月2日
ある偉大なアーティストが空へ旅立ちました。
彼の名はhide
伝説のロックバンドX JAPANのギタリストです。
ヴィジュアル系衣装を扱うロッシュノアールとしては、いつか記事を書かなければと思っていました。
なぜなら「ヴィジュアル系」というものを作り出したのは
ほかならぬhideだから。(※諸説あります)
彼がいなければ今のヴィジュアル系シーンは全く別のものになっていたか、
そもそも存在しなかったでしょう。
ディルアングレイの薫やナイトメアの柩など、
一線で活躍するヴィジュアル系ギタリストの中にはhideに影響を受けた人が本当にたくさんいます。
今回は、亡くなって18年たってからも、未だに音楽界に多大な影響力を持つhideが
なぜここまで愛され、伝説として語られているのか
自分なりの考察を書いてみたいと思います。
まずはXJAPANでのHIDEについて、
彼はもともとXのオリジナルメンバーではなく、自らが率いるバンド「サーベルタイガー」
が解散したのち、YOSHIKIに誘われてXに加入しました。
YOSHIKIはサーベルタイガーの時代からHIDEと親交があり、その当時からHIDEを引き抜こう引き抜こうとしていたそうです。
またベースのTAIJIは「HIDEはタレントのように見えた」とも語っています。
当時からHIDEにはギタリストとして他の人とは違うものがあったのでしょう。
美容学校を卒業し美容師免許を持っていた彼は、派手なXの中でもファッションリーダーのような存在でした。
ヴィジュアル面へのこだわりがもっとも強く、後期になり次々とメンバーが髪を切り、メイクを落として行く中でhideだけはそれをしませんでした。
また、初期のXのキャッチフレーズ「PSYCEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」
を考案したのもhideだといわれ、
このフレーズ内の「VISUAL」が「ヴィジュアル系」という言葉の由来になったとされています。
「ヴィジュアル系はhideに始まってhideに終わった」といわれるのはこのためでしょう。
hideはステージパフォーマンスも、動きや表情が豊富で、「魅せる」のが本当にうまいです。
hideのパフォーマンスを是非見ていただきたいです(^.^)
よく見せる、おどけたような表情がすごく自分は好きです笑
このライブでは、hideの代名詞ともいえる「イエローハート」というギターを使っています。
まあー派手ですよねw
こいつを弾いてかっこよく映るギタリストはhideしかいないでしょう。
hideのセンス、パフォーマンス、見た目へのこだわり、
これがまず第一に、hideを別格にしています。
個人的な意見ですが、hideのかっこよさは
パイレーツオブカリビアンのジャックスパロウに一番近いと思っています。
ひょうひょうと、おどけた表情で、縦横無尽に動き回る感じが、すごく近しいです。
他のバンドのギタリストを見ても、このような独特のパフォーマンスが出来る人はみたことがありません。
さて次なるhideの特徴、ですが、
さすがに長くなりそうなので次回に回します笑
好きなアーティストについてだと、ついつい書き過ぎちゃいますね笑
というわけで、その2に続きます~
最後に私のイチオシの曲を!
XJAPANの曲の中ではメジャーではないですが、
hideが作詞作曲した曲です。
では!